昨日も今日もしっかりと雪が積もりました。

子どものころ、母が作ってくれたドーナツの味に似ていて、懐かしかったです。

グレーがかったマットな白の平鉢
体をいっぱい動かしているわりには今日はなんだかおなかがすかなくて、
いつもコメントをくださるましこさん(Niko・ま)のごはん、今日もおいしそうだなぁと思いながらも、キッチンに立つのが億劫になってしまっている私。
窓が雪で覆われてしまって、昼間から真っ暗だから憂鬱になっているのかな?
うぅん、ダメダメ。そんなの言い訳ですよね。
久しぶりにドーナツを作ってみることにしました。
なぜドーナツかというと、先月プレゼントしていただいた本の中に作り方が書いてあったからです。
雪かきと仕事に追われていてゆっくり本を読む余裕がなくて、つい先日、やっと読むことができたのですが、定食屋さんが舞台の小説なので、おいしそうなものがいろいろ出て来るのですよ。
例えばそぼろご飯のお弁当とか、具だくさんのオムレツを挟んだサンドイッチとか、コールスローとか。
読んでいるうちにどれも気負わずさくっと作れそうな気がするのは、作家の方の文章の力なんだろうなぁ。
ドーナツもふだん私が作っているよりも材料が少なく、作り方も簡単で、しかもおいしい。
文中の分量では10個以上できてしまいそうなので、3分の2に減らして作ってみました。
小さめのドーナツが7個+穴の部分のまぁるいミニミニドーナツが7個、できました。

子どものころ、母が作ってくれたドーナツの味に似ていて、懐かしかったです。
今日、私は本の中に書いてある通り、飲み口が薄いガラスのコップと、ペットボトルのキャップで型抜きをしましたが、母は紐状に伸ばした生地の端と端をくっつけて、まぁるくしていましたっけ。
おなかがすかなくて~と言っていたわりには、ぱくぱくと2個+α、食べてしまいました(笑)。
『最後の晩ごはん』
~黒猫と揚げたてドーナツ
椹野道流(ふしのみちる)・著
角川文庫
※ドーナツを入れたうつわはこちら

グレーがかったマットな白の平鉢
直径19cm×高さ5cm