ちいさなうつわや『ありすcafe 』

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桜の枝ふたたび

2022-02-16 17:27:59 | 日記
猫だチョコだといろいろなことにかまけているようですが、一方では相変わらず材料作りに励む毎日です。

今日の午前中、
「今、桜を伐採しているのだけど、枝、まだいるかい?」と、望来の桜の名所の樹木を管理されている造園会社の方からお声をかけていただきました。

ううぅ、ありがたき幸せ♪
昨秋いただいた枝の灰は今、あく抜き中なのですが、新しく配合を変えて別の色の釉薬を作るには心もとない量かも、と思っていました。これで思いっきりお試しができる♪

欲しい枝のサイズなどの希望を聞いてくださったので、
「乾いた木で、できれば太めのがいいです。割るのは自分でやりますので。」
と、わがままを言ってしまいました。

午後からすすき灰作りに海岸へ行き、戻って来ると、

早っ!
もう届いていました。

北桜造園さん、
いつも本当にありがとうございます!

こちらとは別に、これから咲く花芽がついた枝も届けていただきました。
大ぶりの枝だったので、どうやって飾ろうか迷いましたが、

20年前に鯉江良二先生が望来へいらした際に私が作った厚田の土100%の粘土で作ってくださったうつわを使わせていただくことにしました。

思い出深い、大切な大切なうつわ。
厳しい冬の寒さを乗り越えて来た桜の花が開く日がとても楽しみです。

今、お店の中も工房も、作りかけやこれから使う材料があっちにもこっちにも置かれていて満員御礼状態。
せっかく届けてくださった桜たち、外に置いておくと雪を被ってしまうので、とりあえずここに収納しました。
あと、ワインの木箱にも少し。


例の小さなストーブで燃やすためには、たきつけくらいの太さに割らなければなりません。
なので、初めてバトニングに挑戦。
割りたいところに刃を入れて、刃物の背をほかの薪でトントン叩きながら割っていきます。

バトニング用のナイフも持っているのですが、今日は小さな手斧でやってみました。

おもちゃみたいな手斧ですが、それでもなんとか割ることができました。
でも、桜の木って堅くてちょっと手強いかも。
これからのことも考えて、来月の誕生日に、ちゃんとした鉈を買おうかな、と思いました。
自分へのバースディプレゼントに鉈を買う女、MIHO。
頼もしい気もしないでもないけれど、ちょっとコワイかも笑。
コメント (6)
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