猫と共に余生を穏やかに過ごす

猫との生活記録が主です。
サブでヘルニア闘病記事も有りますが、徐々に趣味の記事へと移っていきます。

【再追記有】ウトロ、クルーズ船の事故と私の恐れていたこと

2022-04-27 18:22:00 | 旅行

最初に、犠牲となってしまった方々へ、ご冥福をお祈り申し上げます。

19時のラジオニュースで事故を知り、驚愕するとともに、そうか、という諦めに近い、どうにもやるせない気持ちになりました。

知床半島の港町は二つあり、町のイメージが全く異なります。綺麗な観光地と素朴な漁港です。時間ができれば、知床半島に長期滞在した時の話を書きますが、今回はみなさんに人気の知床クルーズについての経験談を少しだけお話しします。イルカの集団やヒグマの母子をかなり近くから観察できます。運が良ければクジラと出会えます。やり方としては、同業の船が分散してクジラやイルカを探し、発見したら無線で知らせ合ってその地点に全部の船が集合する、という方法です。今回は事故を起こした船が一隻だけで出港したとのことです。なお、私がクルーズを予約した時には、「天候により出港自体が急に取りやめになるかもしれません」と、嫌というほど念を押されました。

私はウトロと羅臼、両方の港からクルーズ船に乗りました。片方は非常に快適な船旅で、私一人だけデッキに出て海水まみれになって遊んでいました。ただ腕が疲れます。波を切る、とはとても言えず、波にドカンドカンとぶつかりながら進みますので、ポールというのかパイプというのか、それをずっと握りしめていました。危険ですので、みなさんは高速航行中にデッキに出るなどという愚かな事は絶対に避けてください。問題はもう一方でした。出港前のレクチャー後、私から航行中にデッキに出てタバコを吸うのはルール違反か否かをガイドさんに尋ねたところ、と、ここまで書いた時点でメールをクルーズ船の会社に送ったのを思い出しました。探してきます。

メールは残っていませんでした。会社のフォーム(私への転送なし)から送信したようです。続きを書きます。上記の事を尋ねると、「あんな強風と潮まみれの環境で吸えるものなら吸ってみろ」と言わんがばかリの呆れ顔をガイドさんにされ、間をおいて「ご自由にどうぞ」と半笑いで言われました。結局、下記の事もあり、デッキに出ることは止めておきました。ちなみにもう一方では、クジラ観察か何かで一旦停止した時に船長さんと一緒にタバコを吸っていました。灰皿も出てきました。吸い殻でぎゅうぎゅうになったコーヒー缶でしたが。いい感じの船長さんでした。

さて、乗員は船長の他、三名くらいのガイドさんがいました。ガイドさんは多くが夏バイトの人達でした。クルーズ自体が季節物なので、正社員を雇う余裕のない会社もあるのです。細かい点は忘れたのですが、出港前のレクチャーでのガイドさんの言動の端々から「海を舐めているな、これは経験の浅いバイトだな」と感じました。まあ、私も上記のように遊んでて、人の事は言えませんが。

絶対に忘れられない事がひとつありました。全員、救命胴衣は必ず付けます。しかもビシバシに強く強く完全に装着します。出港前に私に手渡された救命胴衣ですが、着用前に軽く点検したところ、固定するための紐が一か所、ちぎれていました。脇腹のかなり重要な紐でした。バックルは大丈夫だったとはいえ、こんな物を乗客に未点検で渡していた訳です。状況によってはその紐一本で生死が分かれます。私はその場で申し出て、救命胴衣を交換してもらいました。その際、何の謝罪の言葉もなく、反省も深刻さも感じませんでした。その夜の内に、救命胴衣使用前に不備などがないかを毎回確認するのは絶対に必要ではないのか、レクチャーでのガイドさんの言動が海を舐めすぎている(具体例を山のように書いた記憶だけがあります)、こんなことではいつか大事故に繋がりかねない、という趣旨の超長文メールを送りました。返事はありませんでした。思えばレクチャーを自らせず、素人のガイドにさせる船長にも問題が大いにありました。なお、良かった方のクルーズのレクチャーは船長が自らしていました。出港前点検も船長が早くに来てしていたと想像しています。

今回の事故を起こした会社は、昨年にも二回、事故を起こしていました。今回の出港前に同業の人から制止されたものの、その船長は、結局、出港したとのことです。近くの漁民からの「素人が救命胴衣のひもを結んでも、海中ではすぐほどけてしまうだろう」という話もありました。ましてや紐がないなんて、お話にもなりません。大変な苦労を外す時にしますけど、固くだんご結びにすることを強くお勧めします。いざとなったら入港後にガイドさんに外してもらえばいいだけですので。

最後になりますが、私が言及している会社は、今回の事故を起こした会社とは別の会社です。

★4/27朝追記 徐々に事故前の状況が明らかになってきました。朝日新聞デジタルの記事によると、事前レクチャーは昨年まで甲板員を務めていた社員が行い、同乗はせず船の出港を見送ったようです。アマチュア無線で事故を起こした船と通信した同業他社の方によると、混乱の中、「救命胴衣を着させろ」という声が聞こえたの事です。つまり、乗船前に説明、つまり事前レクチャーはしたものの、救命胴衣を着用させていなかったという事になります。なお、この季節ですので救命胴衣をしていてもすぐに引き上げられなければまず助かりません。低体温で意識を失います。しかしです、救命胴衣の不備有無のチェックはおろか、乗船前に着用させていないというのはちょっと理解に苦しみます。この報道の内容は真実なのでしょうか。まったくもって信じられません。今日の午後三時半に会社の社長がようやく記者会見を行うようです。単なるつるし上げにならない事を祈ります。マスコミ各社には良識ある質問をお願いしたいです。また、昨日の報道によると、同じ港から出航する観光船は私が訪れた直後くらいからかなり統一された安全保安管理を共同で行っており、事故を起こした会社はその共同管理に参加していなかったという事です。私が言いたいのは、事故を起こした会社だけをただ批判するのではダメだということです。二つの港のクルーズ船の関係会社にはガイドの教育、待遇なども含めて、もう一度ゼロから安全対策を見直してもらいたいという事、これが私の一番言いたい事です。丁度七時のラジオニュースが始まったので聴きます。事故を起こした会社は数か月前から事務所の無線のアンテナが壊れていた、と聞こえました。これもちょっと信じられませんが、NHKが言うのですから本当なのでしょう。度し難い。社長は制裁を受けるべきですが、繰り返しになりますが、それは記者会見でつるし上げをすることではないと思います。もっと別の形で、正当な手続きを経た行政罰、刑事罰を受けるべきだと思います。ニュースはウクライナの話に移りました。首の痛みが限界なのでここまでとします。

★★再追記 あと一時間ほどで社長の記者会見が開かれる予定ですが、まさか仮病で中止とか、どこかのだれかさんみたいなこと、しませんよね? 報道の断片を見るに、この社長は逃げられないのが判っているのに逃げている、と断定していいでしょう。余計に厳しい追及に晒されるのが判っているのになぜ逃げるのか、まったくもって理解に苦しみます。この余りに誠実さを欠いた態度は恐らく不必要なほど厳しいマスコミの態度となって現れると思います。これは長い会見になりそうですし、強引に途中で終わらせる可能性が高いと思います。質問が途切れる可能性はゼロです。六時までには無理矢理にでも終わらせるでしょうね。一般人の持つ配慮や思いやり、合理、不合理とは別の世界に生きている人なのだと思います。会見では何を語るかよりも、どのような人となりなのか、に注目したいと思います。そういえば、どこかの議員が会見中に泣いていましたね。私は、いや、誰しもが冷ややかな目でこの社長の会見を見て、ネットではまた悪趣味なパロディが蔓延るのかもしれません。何よりも犠牲者とご遺族に寄り添う姿勢がマスコミと会見を見る人々に必要だと思います。それは、この異質な社長を高圧的に弾劾することと同じではないと考えます。

★★★再々追記 一時間以上遅れて記者会見が始まりそうです。ご遺族、関係のご家族、関係者(以下、関係者と書きます)への説明会が紛糾したそうです。それはそのはずでしょう。で、ちょっと腹が立ったのは、関係者への説明に十分時間をかけたのか、という点です。「この後、記者会見が15:30からありますので・・・。」というエクスキューズを連発して、関係者への説明を早く打ち切ろうとしたのではないでしょうか。そもそも関係者への説明会のお尻を勝手に決めて、記者会見をその後に設定すること自体に誠実さが感じられません。この一点だけをとっても、この社長が一般の人とは違う感覚の持ち主である証左にならないでしょうか。既に予定時刻を70分以上過ぎています。記者会見も早く切り上げようと社長は躍起になっているのかもしれません。いま、国交省の人からお願いがマスコミにありました。過剰取材でご家族が疲弊しているので自重してもらいたい、という事でした。これは総務省だと思いますが所轄官庁から厳しくマスコミに指導しないといけないでしょう。ちょっと記者会見を見ます。

★★★★また追記 記者会見自体は80分遅れで開始されました。記者の質問は比較的冷静なものが多いのですが、気になったのは読売新聞の女性記者です。言葉に険があり、追い詰めようとする意図がはっきりした、非常に感情的なものでした。懸念していたのはまさにこれです。記者の良識が問われます。これでは読売は各社の先頭を切って、酷い関係者取材をしているのではないか、と嫌な想像をしてしまいます。最初に国交省の人と町長が言った通り、関係者への取材は自重してもらいたいし、この記者会見での言葉遣いにも注意してほしいです。社長が見られているだけではなく、取材する側の姿勢も記者会見では見られているのだ、ということを読売新聞にはもっと理解してもらいたいです。投稿は18:22頃です。


The BanglesのThe Eternal Flame(胸いっぱいの愛)ですべてが吹っ飛んだと思ったら、つばさが初戦果を挙げました と思ったら・・・  つばさ日記2022-04-27朝

2022-04-27 06:05:13 | 日記

さて、賑やかな音楽を掛けながら馬鹿みたいに踊って、体をほぐしていく明け方です。ふと、雨がやんでいる事に気づきました。早速、チャジコンの設定を変えに行きます。再開電圧を12.1Vにしてみました。で、発見なのですが、給電停止エラー表示がされててもその時のバッテリー電圧は確認できました。両方とも12.2Vでした。胸を撫でおろします。ですが給電が再開されません。これはパネルからの給電がゼロだからだと推測しています。かしこいチャジコンじゃ。(これは栗本薫氏によるグインサーガ第三巻か第四巻あたりのあとがき、読者からの手紙の「かしこい猿じゃ」のオマージュです。まあ、誰も分からないネタですよね。この本も中古では入手困難ですが、なんとか手に入れたいと思います。ちょっと自分の細かすぎる記憶力に驚いています。昔の記憶が確実に蘇りつつあり、これはフレーメン反応の一部なのかもしれません。グインサーガについては、いつの日か「全あとがき一気読破」をしてみたいです。いっそのこと新品で買おうかな。ご存じない方のために少し書き添えますと、グインサーガは世界最長の小説と言って良くて、そのあとがきが一昔前のAMの深夜ラジオを彷彿とさせて非常に楽しいのです。諸事情で第一巻は重いですが、これは栗本氏の真摯さ、差別と向き合う作家としての覚悟が現れたものだと記憶しています。)

一仕事終えて部屋に戻るとタイトルの曲が掛かっていました。これまた思い入れの非常に深い曲で、非常に易しい英語で歌われています。中学生でもわかる英語で、4分もない短い曲です。ビートルズの影響をなんとなく感じます。内容は平凡でなんてことないのですが、得も言われぬ破壊力抜群の超名曲、名バラードの白眉中の白眉です。でも、平凡でいいのです。突飛な事なんていらないのです。平和、日常が一番なのです。抑えられた序盤から徐々に盛り上がり、後半には物凄い事になっていきます。曲全体のアレンジやメインボーカルは言うまでもありませんが、優しいコーラスも素晴らしいです。ボーカルとコーラスの掛け合いも必聴です。世の中に名曲は五万とありますが、ここまで感動できる曲はそうそうありません。記憶では、語尾の伸ばし方が違う別バージョンが存在したと思うのですが、私の思い込みの可能性が高いです。

この曲をネタに以前記事を書いたので、ここでは二度目の記事となります。ですが、雨上がりの今朝には実にふさわしく、取り上げざるを得ませんでした。いい日になりそうです。最後にもう一回だけ曲を聞き、仏壇をしてきます。と言いつつ、七回聴いてしまいました爆。仏壇でも、この曲を聞く時も正座です。この曲はむしろ、立って胸の前で両手を握り合わせる方がふさわしいかな?

投稿前にひとつご報告です。つばさが初の獲物を二階に持って上がっていました。写真は出せないのですが、二歳のムカデです。見たことの無い黒とオレンジの輪っかが交互にある模様です。つばさ、でかした! しかし、カリカリの横に置くのは意味が判らんぞ! ちなみに前にも書きましたが、一歳のムカデは小さすぎてつばさは運べないと思います。この調子でウチの安全保障を任せたいと思います。

中神社散歩用のタバコを巻いているとつばさがトイレをして、掃除しようとすると、さっきのカリカリ近くに置いたムカデの死体が消えていて驚愕しました。つばさが食べたのか、それともどこかに隠したのか。ブログに載せるつもりがなかったので写真を撮っていませんでした。いったい、どうしたのでしょうか。まあ、騒いでもしょうがないですし、これからもつばさの狩りは続くのでしょう。これが日常になれば一階も安全になります。

しかし、書いている途中にタイトル、ジャンル、タグを何回変えたことでしょう。結局はつばさ日記に落ち着きました。ここで一旦投稿します。


梅雨が来るのが憂鬱です&バッテリー管理と虫侵入(「使徒侵入」を久しぶりにオマージュ) つばさ日記2022-04-27未明

2022-04-27 04:32:29 | 日記

26日はアンドロメダ・ストーリーズの本編を全く読むことができませんでした。様々な事でヘトヘトで、背中の調子もレコード運びで少しはましになったものの、一日、よろしくない状態でした。起きていられず、一時起床を目標にして八時には寝ました、しかし、起きると午前三時過ぎでした。相当に疲れていたようです。背中の状態は意外にマシです。早速もぞもぞと伸ばし始めています。

以前の記事をお読みでない方も多いと思いますが、ウチには小さいソーラー発電があります。強力な冷凍庫と井戸水の汲み上げに使用しています。昨夜は早い時刻(夕方に入ってすぐくらいです)からチャジコンがバッテリー(ふたつあります)の電圧低下を認識し、送電が止まっていました。冷凍庫の中の長期保存お肉がピンチですが、偶然にも中には加工肉が2食分しか残っていません。保冷材も大量に入っています。起きて早々、確認しに行きます。外は豪雨ですが、止むを得ません。当然の事ですが、チャジコンからの送電は止まったままでした。しかし、冷凍庫は動いています。ここでふと思い出しました。このシステムを組んでくれた業者さんの工夫により、常時使う冷凍庫はバッテリーから直付けしていたのでした。冷凍庫は常時運転しているのでチャジコンを噛まさず、電力消費を少しでも抑えるためです。電圧が見えないまま勘でバッテリーを切り替えました。これは無意味な行動かもしれません。薄っすらと記憶があります。業者さんから、冷凍庫には両方のバッテリーから直付けしているので自然に電圧の高い方から冷凍庫に電流が流れると言われていた気がするのです。電圧の高い方のバッテリーから低い方のバッテリーに、自然に電流が流れ込む、とも言われていたような気がします。こんな重要な事を忘れていたとは危機感が無さすぎです。

とにもかくにも、かなり電圧が下がっているはずで危険領域です。もう一度、冷凍庫に向かいます。一瞬で体中が雨でベトベトになりましたが、過放電でバッテリーを痛めるわけにはいきません。冷凍庫の設定は2.8でした。最大で5.0です。これを2.0に落としました。庫内に置いた温度計はマイナス4度を示していました。これでは家庭用冷蔵庫の冷凍室と変わりがありません。非常に不味い状況です。あと4時間耐えてくれたら充電が始まるのでそれに賭けるしかありません。井戸水の汲み上げも数日間禁止です。中の加工肉は大量の保冷材のお陰と、冷凍庫自体が分厚いクーラーボックスになっている事と、加工肉の位置をかなり奥にしていたのでカチコチ状態を維持しています。最悪の場合、加工肉を家の中の冷蔵庫の冷凍室に移し、外の冷凍庫の設定を0にしなければなりません。生肉がないのが幸いでした。今日の天気を見てみます。かなり天気は良いようです。珍しくチャジコン設定を詳しく書きますと、送電停止は12.0Vに、その後の送電再開は12.6Vに設定しています。明るくなったら送電再開電圧を下げます。12.2Vでいいんじゃないかと思います。送電停止設定を11.9Vにするのも良いかもしれませんが、ちょっとビビります。説明書はどこに行ったんだろう・・・。

こうなった原因は数日前にあります。井戸水を汲み上げている最中に長電話してて、かなり長時間放置していたのです。また、夜中のインバーター切り忘れも一回しています。これらでかなり放電していてしまいました。電圧管理が新しいチャジコンのお陰で厳密化したため、はっきりした形です。古いチャジコンのままでは知らないままバッテリーを痛め続けていたことでしょう。チャジコンを新しくして良かったと思います。

また、寝る前に主玄関の深い軒下に置いた猫砂を回収しようと屋内物置の扉を開けた瞬間、多数の虫が侵入してきました。屋内物置の照明を点けっぱなしにしていたので、軒下に大量の虫が避難していたのです。一瞬で扉を閉めましが十数匹の虫が一気に侵入してきました。常備してあるアースジェットを一分間くらい吹きまくってほぼ全滅させました。照明のつけっぱなしは駄目だと痛感しました。虫を集めるだけです。殺虫灯なんぞ無意味なくらい虫が大量に居ます。まあ、虫の群れの中に家が建っている、という方が正確なのですが。

これからしばらくで梅雨時を迎えます。上記の二点が常態化しそうでちょっと注意しないといけないなと感じています。全くつばさ日記になっていない記事ですが、以前書いた通り、つばさと私の命は運命共同体です。私の中ではこれをつばさ日記として記事にすることに矛盾はありません。短いですがこれで投稿し、朝の用事に取り掛かります。今日はアンドロメダ・ストーリーズが読めそうな気がしています。

エコーから久しぶりに阿修羅ちゃんが掛かりました。励まされている気がしますw ちょっとリピートしてテンションを上げていきます。と思ったら、リピートできないプレイリストでした。再生回数の多い曲を垂れ流すプレイリストはリピートはできないんですね。アマゾンミュージックも改善できる余地がまだまだあるようです。