田辺祭「お宿巡り」第二弾
「恵美須」さんのお宿
「大黒」さんのお宿
もうすぐ、蚊帳をかけてお休みになる時間です
「への丁」へ回ると・・・わぁ！ ことしも行灯が飾られていました
材料は100均で調達して、町内会長さんが全部作ってくださったのだそうです
灯りは、押すと点く「懐中電灯」・・・これも100均です
行灯があるのは「への丁」だけですが、江川の路地裏、至る所で提灯がふんわり灯り、とても幻想的です
夜のお散歩にお薦めです
明日から「田辺祭」
祭り好きの虫が騒ぎます
今年は、私的スケジュールが多忙で・・・無理かな？と思いつつ、ちょっぴりお宿巡り
一目見て、びっくり
住矢さんの、松が凄い
『今年の松は、９段あります
』
『初めて見ました・・・』
『私も、お祭りに関わって40年になりますが、初めてです』と、地元の方
雄松は、海岸の痩せた山にしか生えてなく、枝ぶりの良い木を探すのは艱難辛苦
7段の松を探すのがせいぜいだとか・・・
『いいのが見つかって良かったですねぇ・・・』
ご神体のこの松は、住矢のてっぺんに立てられます
神様が枝に降りてきやすいように、葉を固めています
昔は「ふのり」で固めたそうですが、現在は細い針金を使います
男の方が数人がかりで、3日間かかったそうです
お祭りの先頭で、町を清めて走る住矢は、立ち止まらないのが規則
近年、一番困るのが「信号」ですって！
赤信号でも止まれないので、警察の方が交通整理・・・
上手く青になるようにして下さったり、車を誘導して下さったり・・・
住矢は20ｋｇあります
雨が降りそうな時は、ビニールを被せるので、もっと重くなります
住矢を持つ人は、世襲制 ・・・ 決められたお家の方しか持てません
いろんなことを知ってお祭りを見物すると、何倍も楽しくなりますね 
