4月14日にご逝去された「寺井拓也さん」を偲ぶ会が、ララ・ロカレでで行われました
長年、平和や人権、環境問題などに取り組まれ、市民活動の中心的な役割を担ってこられた方で
各種団体から、是非、偲ぶ会を開催したいとの声が上がり実現したものです
いろんな団体の方が、順番に活動の話やエピソードを披露・・・
活動の要だった寺井さんの事、とても持ち時間5分では語りつくせないと、どんどん時間がオーバーしていきます
あぁ、そんな事もされていたのかと再認識したり、笑ったり、涙ぐんだり。。。
愛されていた人となりがわかり、会場が一体となって感謝の念と別れを惜しみむ、とても素敵な偲ぶ会でした
【発刊されたご本】
そして、会場で配られたご本にも感銘
「田辺・9条の会」機関紙「たなべ9条通信」に寺井さんが投稿されていたコラム記事を集めて、
一冊の本にまとめられたものです
去年、ご病気が発覚して入院されたとき、「田辺・9条の会」の方が手作りで製本し
寺井さんにプレゼントされたものと同じのを、偲ぶ会参加者にも作ってくださったのです
A4を袋綴じにして100ページ・・・立派なご本です
勿論、内容も凄い力作で・・読者に大人気だったコラムなのですから
私は、原発推進反対グループ「つゆくさと大地の会」でご一緒してたのですが・・・
毎回、会議の資料を沢山ご用意くださったり、講演会や試写会・イベントの立案、交渉、実行の中心人物だった
寺井さんの、あの几帳面で優しいお顔がもう見られない事にショックを受けています
奥様が、『自宅療養中の7か月は、家族にとって、とても充実した時間でした』とおっしゃっていました
又、他の方が『人生は60年、後はおまけと寺井さんが前に言っていました』
70歳でお亡くなりになるなんて早すぎるけど、おまけの10年は、ご本人にとっても周りのみんなにとっても
とても有意義な、密度の濃い10年だったと思います
ご冥福をお祈りします