50のひとり言~「りぷる」から~

言葉の刺激が欲しい方へ。亡き父が書きためた「りぷる」(さざ波)を中心に公開します。きっと日常とは違った世界へ。

あるいはその気持ちの反動で、望月夫婦に・・・

2016-01-12 20:26:36 | 小説
あるいはその気持ちの反動で、望月夫婦に寄り添うという嫉妬の解消法に熱を注ぐのか?いずれにしろ理恵を、夏子は脳裏に住まわせている。小憎らしくなる。
「私たちに隠すくらいだから、怪しい、水臭い」

(「おしのび」つづく)