サイケデリック・ペンタトニック!?

カリメロレコード(架空)の店主の何でもござれの日々の音楽コラム

Jeff Back Group #2 / Beat Club の映像!

2010年05月30日 18時58分54秒 | 洋楽

今月のBeatleg最新号の特集は、
先日の来日も好評だったらしいJeff Beck。

来日公演の特集に加えて第一期と二期の
「Jeff Beck Group」の音源の特集も!

その中に第二期のBeat Clubの映像の話題が載っていた。
また旬なことにBeat Clubのブートレグのリリースの情報もあり、
もしや?と思いyoutubeを検索してみると、あるじゃないか!映像が!

もともとファンでは知られた映像だったと思いますが、今まではyoutubeでいくら検索してもヒットしなかったので、あきらめかけていたけど、こうしてまとまってみれるとは!感無量です。

収録順にアップしてみます!



元々「Definitely Maybe」はプロモのようなCLIPを見る事が
出来ましたが、この映像が元になっていたことが分かりました。

残されている音源から、必ずしもこの時の映像がBESTな演奏では
ないかもしれませんが、ここまで鮮明に旬なグループを捉えた映像はなく、
ものすごく貴重!久々にテンションあがってしまいました!

多分マイノリティだと思いますが、個人的にはJeff Beckのキャリアの中で
一番好きなのが、この第二期のジェフ・ベック・グループなので、嬉しいことこの上なし!

クライヴ・チャーマンのR&B/SOULに根ざしたグルーヴィーなベース・ライン。ボブ・テンチの黒人ならではのソウルフルなボーカル、マックス・ミドルトンのジャジーなキーボード、コージー・パウエルのパワフルこの上ない(それでいてバラード系はものすごく繊細)ドラミング、その上で自由自在に飛び回るジェフ・ベックのトリッキーなギター・プレイ(この頃はまだピックプレイですね)。

ロックの枠を飛び越えたジャンルレスなグルーヴが最高に格好です。それがこのようにプロショットで見る事が出来るなんて!涙ものです!

ジェフ・ベックとジミー・ペイジとメタリカ!

2010年04月12日 00時46分11秒 | 洋楽
来日公演中のジェフ・ベック。NEWアルバムも発売といつまでも元気です。
明日から東京公演ですが、今回はパスします。
新作は一応CDRに焼いてもらいましたが、まだ聞いてません・・・

今回はたまたまYOUTUBEを見てたら、すごいのがあったので貼ってみます。

2009年のロックの殿堂の時のパフォーマンス!



ベックズ・ボレロのあとに唐突にジミー・ペイジ登場!そして移民の歌、開始!
歌のラインはなんとジェフ・ベックのギターで!
で、コード展開するかな、ジミーのソロあるかな、と思ったら
ジェフ・ベックの強烈なソロのみで、再びベックズ・ボレロ。
ジミー・ペイジの姿を拝見することが出来てよかったですが、あまり存在感なし!

そして次にピーター・ガンのテーマ。ブラス入りです。
笑顔も多いし、テンション高い、パフォーマンス。
ジェフ・ベックの場合、格好良い!というより、
すごい!上手い!といった感じで唖然としてしまいます。

で、これが本当に驚きました!
ジェフ・ベックとメタリカのコラボ!
曲はヤードバーズの「TRAIN KEPT A ROLLIN」!!!




まずこの組み合わせにも驚きましたが、ステージ上の人数の数!
しかもギタリスト多!!!
ジェフ・ベック、ジミー・ペイジ、ロン・ウッド、ジョー・ペリー、
メタリカのジェームズ・ヘットフィールド、カーク・ハメット。
ベースも弦メタリカのロバート・トルゥージロにレッチリのフリー?
そしてもう一人いるみたいですけど、ちょっと分かりません。

ギターとベースのネックだけで9本も!なにがなんだか(笑)

そんな中でギターソロがジェフ・ベック~カーク・ハメット~ジョー・ペリーと続き、そこで、ジョーからジミー・ペイジにソロを振ったと思われますが、なんと!ジミー・ペイジ、ソロを弾かず!

というか弾けないのか?再結成も2007年の話。もう弾けなくなってしまったんでしょうか!?

ZEP時代も最初の1968年と最後の1980年のツアーのオープニング・ナンバーを務めたZEPファンの中でも超有名曲。血と化しているであろうその曲のソロを弾かないなんて!

はじめはジェフ・ベックとメタリカという有り得ない組み合わせに心底驚きましたが、
よくよく見るとジミーが情けない・・・ファンとしては悲しい気持ちに。

ジミーはこんなんではない!ということで、
全盛期のZEPの「TRIN KEPT A ROLLIN'」を!(音だけです。)



ヤードバーズ時代からも散々演奏してきたはずなのに!
後期のヤードバーズの映像から。



なんだか、思わずジェフ・ベックの流れからジミーの情けない話になってしまいましたが・・・
それでも大好きです!ジミー・ペイジ!

元気になるための映像

2010年03月29日 00時35分30秒 | 洋楽



今月は久々に毎日記事を書こう!と思って頑張ってましたが、
月半ばにウィルス性胃腸炎に家族全員で罹ってしまい、断念。

そして先日は足をくじいてしまい、激痛で引きずって歩く・・・
ということもあり、元気なかったんですが。

こういう映像をみると否が応でも元気になりますね!

中山康樹・著「マイルスの夏、1969」

2010年03月17日 00時33分48秒 | 洋楽
中山康樹さんの新刊(といっても1月だけど)本日読了。

すごく読みやすい上に興味深い話もあり、
あっという間に読み終わりました。

1969年に録音した「イン・ア・サイレント・ウェイ」と「ビチェズ・ブリュー」に
焦点を当てた本著はそれにいたる道程を色んな角度から迫ったもの。

「ビッチェズ・ブリュー」の名前の由来や
どのようにエレクトリック化していったのか?や
マイルス・ディビスとジミ・ヘンドリックスの幻のセッションの話など。

特にマイルスとジミの話はマイルス・ファンのみならずロック・ファンも必読。

「イン・ア・サイレント・ウェイ」
「ビチェズ・ブリュー」と
ジミヘンの「エレクトリック・レディランド」をサントラに読めば
さらに面白くなること間違いなしです。

というか読んでると必ず聞きたくなってきます!

さくっと読めるのでオススメです!

HERBIE HANCOCK 他 / HEAR, O ISRAEL

2010年03月16日 00時00分50秒 | 洋楽
エレクトリックなハービーを聞いていたら、
アコースティックも聞きたくなって久々に棚から取り出す。

「HEAR, O ISRAEL : A PRAYER CEREMONY IN JAZZ」

1968年のレアな発掘音源。

2008年に発掘/発売された時は話題になったようですが、
私が購入したのは2009年。

まず面子がすごい!
↓↓↓↓
HERBIE HANCOCK(p)
JEROME RICHARDSON(fl,ts,as)
JONATHAN KLEIN(frh)
THAD JONES(tp)
RON CARTER(b)
GRADY TATE(ds)
RABBI DAVID DAVIS(reader) etc

ハービーを中心にサド・ジョーンズやロン・カーターが。

そして曲!
↓↓↓
1.BLESSING OVER THE CANDLES
2.MATOUV-BOR-CHU
3.SH'MA
4.MICHO MOCHO
5.SANCTIFICATION
6.MAY THE WORDS OF MY MOUTH
7.KIDDUSH
8.TORAH SERVICE-ADORATION
9.FINAL AMEN

そう、このアルバムは教会音楽をジャズ奏者がプレイしたもの。
途中牧師による説教も聞くことが出来ます。

これを聞くととても鳥肌が立つというか、とてもスピリチュアルな感じがします。
ジャズなんだけど、そこにコーラス(聖歌隊?)がかぶさります。
そのコーラスが聞いたことがない言葉で、それがすごく良い意味での違和感、
スピリチュアルさをかもし出してます。ある意味サイケ。

これ、度々棚から取り出して無性に聞きたくなるんです。

一曲youtubeに音源があがってました!
是非聞いてください!


Herbie Hancock / Head Hunters

2010年03月15日 23時20分43秒 | 洋楽
1973年のジャズ・ファンク名盤!

今まで聞かなかったのが後悔するくらい!
(最近こんなのばっか!)

ファンクっていうのが今までネックになってたかも。
でもこれ、ジャズ・ファンクというか完全にファンクですね。
格好良い!

やはりハービー・ハンコックというと「Cantaloupe Island」に代表されるような
60年代のアコースティック・ピアノが有名で私も好きなんですが、
マイルス・ディビスの元でエレクトリック・ピアノを弾くようになり、
というかいきなり「弾け!」と言われ(この辺の経緯はマイルス・ディビスのDVDに詳しい)、
弾き始めたエレクトリックな機材ですが、1973年には完全に自分のものとして使いこなしている!
やはり才能がある人はなんでも出来てしまうものなのか!

一曲目のベースラインからファンキーで続々しちゃいます!
二曲目は自身の代表曲のジャズ・ファンク・アレンジ!
自分の曲を解体してジャズ・ファンクとして再構築するというのはなかなか出来ないもの。

三曲目のその名も「Sly」はスライ&ザ・ファミリー・ストーンからの影響で付けられた曲名。
自分の中でこの「Sly」はベスト・トラック!
とにかく16ビートの中でガンガンとソロの繰り広げられていて圧巻の出来!

最後はスロー・テンポでしっとりと締めます。このエレピ最高にメロウ!

今聞くと、当然色んな音があふれた現代なのでそこまで新しくは感じませんが、
当時の人はハービーどうしちゃったの?君もそっちにいっちゃうの?
ときっと散々言われたであろうことは想像に難くない。

でもその後もアコースティック路線でもエレクトリック路線でも活躍を続けていて、
正に自身が「カメレオン」状態なハービー。

私はどちらも好きです!
というかスタイルやジャンルでしか音楽を評価/判断出来ない人にはなりたくない!

Herbie Hancock:electric piano, clavinet, synthesizer
Bennie Maupin:soprano & tener saxophone, saxello, bass clarinet, alto flute
Paul Jackson:electric bass
Harvey Mason :drums
Bill Summers:percussions

1. Chameleon
2. Watermelon Man
3. Sly
4. Vein Melter

当時の映像!アルバム一曲目の「Chameleon」!!!
ライティングのキラキラした感じが当時を偲ばせます!
アフロ格好良いナァ!


Don Rendell Ian Carr Quintetの未発表LIVE音源!

2010年03月14日 22時46分57秒 | 洋楽
Don Rendell Ian Carr Quintetの未発表LIVE音源!
「Live at the Union 1966」遂に発売!

いやー、まだあるんですね。こういうすごい音源が。
ブリティッシュ・ジャズの最高峰グループによる未発表LIVE音源。

1966年といえば『DUSK FIRE』発表の年。
このLIVE音源ではメンバーのMCが聞くことができて、
「DUSK FIRE」がどうのこうのというようなことが聞けますが、
残念ながらそのLIVE TAKEはなし。残念!
おそらくLIVE自体ももっと長いのではないか?と推測されますが、
こうして一部でも日の目にみたことは嬉しい限り。

やはり「Ursula」のこのグループによるバージョンが聞けることが目玉でしょう!

MEMBER
DON RENDELL:Sax
Ian Carr:Trumpet
Michael garrick:Piano
Dave Green:Bass(Track1&2)
Tony Reeves:Bass(Track3-6)
Trevor Tomkins:Drums

Tracks
1.On 6:30
2.Ursula 10:55
3.Trane’s Mood 15:15
4.Webster’s Mood 16:48
5.Carolling 5:39
6.Hot Rod 14:55

SOUNDS OF LIBERATION

2010年02月26日 17時01分17秒 | 洋楽
全く前知識なく購入した一枚のレコードがこれ。

1972年のフィラデルフィアのJAZZ FUNKもの。

「SOUNDS OF LIBERATION」のSAME TITLE。

実は「全世界で500枚限定の復刻」という謳い文句に
まんまとはまってしまったんですが(笑)

しかしこれが知っていたら自分からはまりたくなるような
めちゃくちゃ格好良いサウンドでした!

買って大正解。

ポコポコとパーカッションの音からはじまり、
そこに反復を繰り返すベースがのっかってくる。
ここからもうグルーヴィー!さらにサックスが切り込んできて・・・!
一曲目から至極のグルーヴの19分!

JAZZ FUNKの趣きもあるけど、
JAZZ ROCK/RARE GROOVE/SPIRITUALな感じも!

同時期のMILES DAVISのファンキーさが好きなROCKファンなら
きっと気に入るはず!そういえば、「ON THE CORNER」も同じく1972年発表。

レーベルのHPで視聴も出来るようなので、
気になった方は是非聞いてみてください!

コチラをクリック!

アナログは全世界500枚限定!
この内容なら後々値上がりすること間違いなし?!
(CDでも売ってます。)

A SIDE
A1. Happy Tuesday (19:20)
A2. New Horizons II (5:24)
A3. Bille One (2:49)

B SIDE
B1. We'll Tell You Later (10:45)
B2. New Horizons I (10:36)
B3. New Life (2:41)

Member:
Byard Lancaster(as)
Khan Jamal(vib)
Monnette Sudler(g)
Omar Hill(perc)
Dwight James(ds)
Rashid Salim(conga)
Billy Mills(b)

PINK FLOYD / MONTREUX 1970 DAY 1

2010年01月13日 00時05分03秒 | 洋楽
年始に出たフロイドの1971年のモントルーの音源を買いに西新宿へ。
そこで2枚買ってもらえるギフト音源がこの1970年のモントルーの音源。

これが本当にすごくて71年の音源より先に紹介しちゃいます。

なにが凄いって、「これ本当にオーディエンス録音なの?!」
って言うくらいの超高音質オーディエンスものだから。

ZEPのブートでも高音質音源ってありますが、
このフロイドの音源に比肩しうるような音源はありません。

ボードものの中でもペラッペラなサウンドボードもありますが、
そんなもの一蹴してしまうくらい凄い音質です。

ベースの鳴りからして凄いです。すごいふくよかな音像で
全パートが理想的な配置/バランスで聞こえてきます。

プレス盤も間違いなく出ると思いますが、
これを聞かないとファンは絶対に損すると思います。

メーカーの煽りもうそ臭いほどすごいですが、
これが全く嘘じゃないのが、嘘みたいです(なんのこっちゃい!)。

まだまだあるんですねー、こんな音源。
これだからやめられません。

しかしこんな音源、一体どうしたら録音出来るんでしょうか?

メーカーinfoより

PINK FLOYD - MONTREUX 1970 DAY 1(無料2CDR)
Live at Altes Casino, Montreux, Switzerland 21st November 1970 PERFECT/TRULY AMAZING SOUND

「今年最高の発掘音源」と、世界中のディープなフロイド・マニアの間で、ダン・ランピンスキーの75年ボストン以上の大騒ぎとなった1970年モントルー・ジャズ・フェスティバルを録音した完全初登場音源を全て収録。普通に聴いていれば超高音質ステレオ・サウンドボード録音にしか聴こえない、空前絶後の2時間11分の超高品質録音。当初、11月22日(モントルー2日目)の新音源と言うことでインターネットで紹介され、そのクオリティの高さにフロイド・ファンの間でパニックを巻き起こした程の最高グレード・アイテムでしたが、ネット上のマニアの検証で、ラストトラックのInterstellar Overdriveを除いては、全て11月21日のモントルー初日公演のテイクということが判明しました。録音者はヴィクターなる人物で、彼は2晩ともリールデッキでショウを録音していたのですが、後に再生装置が壊れてしまい、その全てをトランスファー出来ず、その結果、それぞれのトラックの公演日が曖昧になってしまっていたようです。今後、これ以上、残された音源が出現するかは不明な状況ですが、ディスク1に収録された72分のショウ前半で聴ける、まるで現代DATで録音したような信じられない程の超高音質で録音された初日テイクは、全てのフロイド・ファン必聴です。ディスク2に収録されたショウ後半は音像がやや異なりますが、それでも素晴らしい録音です(TRK3&4の15分ものブルースプレイは必聴)。他にも、テープ再生時のキュルノイズやGreen Is The Colourが3:20でカットアウトしてしまう等の問題点も散見されますが、第一級の貴重音源であることは間違いありません。この日のライブ「SUPER POP '70 VII」は当時EMIによってオフィシャルレコーディングされ、後にギルモアのインタビューも収録されたアセテート盤も製作されたものの、演奏内容に不満を抱いたメンバーの意向で発売は中止になったという経緯があります。(当初、プロモーション用に使用する目的だったとのことです。)この音源を使用したライブ盤は何種類も存在し、コレクターの間では定番ですが、本盤のテイクは勿論、それとは別マスターです。(ちなみにアセテート盤に収録されていたのは21日のAstronomy Domine, Fat Old Sun, Cymbaline, Atom Heart Motherと、22日のEmbryo, Just Another Twelve Bar, Bluesです。)本当に、ヴィクター録音のリールテイクがこれ以上は世に出現しないのなら、全体のノイズやカットの音補正の後、後にSigmaから間違いなくプレスリリースしますが、現段階では、今後の動向を注視してみたいと思います。とんでもないブツであり、おそらく100年後の音楽愛好家にも愛聴されるであろう、非現実的感すら漂う、空前絶後の完全別格音源です。全てのフロイド・ファンがスピーカーの前で唖然としながら聴き入ってしまうであろう大必聴音源タイトルが2010年初頭に登場です。

Disc 1
1. Astronomy Domine 2. Fat Old Sun 3. Cymbaline 4. Atom Heart Mother 5. The Embryo
6. Green Is The Colour

Disc 2
1. Set The Controls For The Heart Of The Sun 2. A Saucerful Of Secrets 3. 12 Bar Blues
4. More Blues

Live at Altes Casino, Montreux, Switzerland 22nd November 1970
5. Interstellar Overdrive

GIFT ITEM FOR OUR CUSTOMERS(THIS WEEKEND ONLY). NOT FOR SALE

2010年あけまして、初買い。

2010年01月11日 18時53分31秒 | 洋楽
2010年あけましておめでとうござます。

でも年中無休のお店で働いていると
全くおめでたい感覚がないんです。

この年末も、

12月29日-仕事
12月30日-仕事
12月31日-仕事
1月1日-仕事
1月2日-休み→実家に帰省
1月3日-仕事
1月4日-休み→妻の実家に帰省
1月5日-仕事
1月6日-仕事
1月7日-休み→墓場戯太郎LIVE@GOODMAN
1月8日-仕事
1月9日-仕事
1月10日-仕事
1月11日→今日、ようやく何も予定のない休み!

というわけで、今日こうして今年初更新と相成った訳です。

そんな中でも「初買い」は忘れませんよー!

年末からずっと「BRITISH」が再燃し、
その中でもBRITISH JAZZやJAZZ ROCKが盛り上がってきましたが、
年が変わって「ここまで来たら究めないと!」と思って、
ドン・レンデルやグラハム・コリア、マイク・ウエストブルック、
ヘンリー・ロウザー、ロニー・スコット、テリー・スミスなど
定番からレア音源までCD16枚、しめて3万円近くHMVのサイトで注文。

でもお取り寄せで2月頭のお届けの予定・・・
ということで、実際に手にとって数枚購入。

それがこの上のジャケットの「AMALGAM」の69年の1st『Prayer For Peace』。

Trevor Watts(Alto Sax)がリーダーでSPONTANEOUS MUSIC ENSEMBLEで
有名なJohn Stevens(Dr)やJeff Clyne(Bass)が参加。

いや~格好良い!以外にジョン・スティーブンスのドラムは控えめで、
トレバー・ワッツのクールなサックスが格好良いです。
基本フリーですが、聞きやすいです。



他にもTITUS GROAN(↑このジャケです。)や
グラハム・コリアの83年の音源、ROOMなど数点購入。
どれも陰鬱な感じがして興味深いです。

曲のアレンジやホーンのアンサンブルなど
知的な感じや陰鬱な感じがなんど聞いても飽きません。

ブリティッシュを突き詰めたいですが、
だんだん奥の細道に入り込んでいる感は否めません(笑)

一体どうなることやら。

2010年も宜しくお願いします。

DELTA SAXOPHONE QUARTET と HUGH HOPPER

2009年12月31日 00時16分05秒 | 洋楽
またまたブリティッシュネタ。

YOUTUBEで色々チェックしていたら、
HUGH HOPPER と「DELTA SAXOPHONE QUARTET」なるバンドが
共演している映像を発見。



格好良い!と思いCDを即購入。
『Dedicated To You... But You Weren't Listening』

このCDにもヒュー・ホッパー参加してます。

でもこのCDは残念ながら期待したものではありませんでした。
YOUTUBEではドラム参加してましたが、
このCDではドラムが参加しておらず面白さが半減。

なんでもこのDELTA SAXOPHONE QUARTETなるユニット。
SOFT MACHINEの曲をサックスだけで再現を目指しているようです。

CDの「FACELIFT」にもヒュー・ホッパー参加ですが、ベースの音小さいです。

それにしてもYOUTUBEでは相当格好よかったんですけど。


SOFT MACHINEの「BACKWARDS」に収録されている
1969年の11月のパリでのLIVEのような格好良さ。

そう、ソフト・マシーンが3rdに行き着くまでに
紆余曲折していた「セプテット」時代のよう。

このDELTA SAXOPHONE QUARTETのアンサンブルも
この時の演奏を参考にしてると思われます。

SOFT MACHINEのセプテット時代は、おそらくその時期も相当短いだけに
まだまだ発掘されておらず残念な限り。

FACELIFTで聞けるような重厚なアンサンブルと
マイク・ラトリッジのファズ・オルガンとの対比が最高に格好良いんですが。



NEW VIOLIN SUMMIT

2009年12月30日 01時03分53秒 | 洋楽
何故だか冬はブリティッシュものが聞きたくなり、
ソフト・マシーンやニュークリアスやら聞き漁ってますが、
色々WEBで検索していたら、ピンときたものがあり即購入。

1971年のベルリン・ジャズ・フェスティバルでのLIVE音源。
そもそもこの「NEW VIOLIN SUMMIT」なるユニットですが、
このベルリン・ジャズ・フェス限定のユニットらしいです。

Don Sugar Cane Harris(vln)
Jean-Luc Ponty(vln)
Michal Urbaniak(vln)
Nipso Brantner(vln)
Terje Rypdal(g)
Wolfgang Dauner(kbd)
Neville Whitehead(b)
Robert Wyatt(ds)

ドン・シュガーケン・ハリスにジャン・リュック・ポンティも!
さらにドラムはソフト・マシーンを脱退したての(多分)ロバート・ワイアット!

この面子で悪いはずもない!と思って購入しましたが、
思ったとおりのジャズ・ロック!最高です。

しかもないと思ってyoutubeで映像を検索してみると、
あるではないですか?!短いながらもこの時の映像が!

それがこれです。



この感じだときっと全長版があるはずだと思うので、是非発掘してもらいたいものです。

収録曲目
1.Valium
2.Got My Mojo Working
3.Nuggis
4.Horizon
5.Flipping
6.Astrorama
7.Violin Summit Nr.11

6曲目の「Astrorama」は、佐藤允彦とポンティが録音を残している曲。
佐藤允彦とポンティの残したLP、未CD化なのでこれも是非CD化して欲しいです。

このCDを検索したのは「サード・イヤー」というお店。
内容濃いです。

まだまだ知らないものがあるって素晴らしいです。

1969年のローリング・ストーンズ

2009年12月28日 17時01分25秒 | 洋楽
『ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!40周年記念デラックス・エディション』
の発売で盛り上がるローリング・ストーンズ。

私もデラックス・エディションとDVD買いました!

前号のロリー・ギャラガーが表紙のものから、紙質が変わったbeatlegですが、
専門誌らしい切り口で特集しておりレココレより楽しめました。

そこではyoutubeでの珍しい映像も紹介されてましたので、
ここではそれをまとめて貼り付けてみました。

JIMI HENDRIXとの映像も珍しいですが、
中でもユニークなのは、オフィシャルに収録された
悪魔を憐れむ歌の前の女性の声「PAINT IT BLACK YOU DEVIL」、
その女性にインタビューしたものが一番下の貼り付け画像。
(beatlegはこのインタビューの訳も掲載されてます。)















私の中で一番魅力を感じるのがこの69年のストーンズ。
他の時期もそれぞれ魅力があるんですが、ちょっと完成されすぎてる嫌いもあります。
でもこの69年は、時代といいサウンドといいルックスといい
全体的に色んな意味で危うい感じがあっていつまでも好きなんですよね。

そういう意味で今回オフィシャルでデラックス・エディションが出る!と
知った時は本当に嬉しかったですし、実際世に出たアイテムも
B.B.KINGの演奏もしかり素晴らしいものでした。

1969年のストーンズ最高!

John Lennon / Roots

2009年12月18日 00時39分30秒 | 洋楽
言わずとしれた、John Lennonの『Rock'n'Roll』の元となった
ロックン・ロール・アルバム『Roots』。

有名な海賊盤。

Track List
01. Be-Bop-A-Lula
02. Ain't That A Shame
03. Stand By Me
04. Sweet Little Sixteen
05. Rip It Up
06. Angel Baby
07. Do You Want To Dance
08. You Can't Catch Me
09. Bony Moronie
10. Peggy Sue
11. Bring It On Home To Me
12. Slippin' And Slidin'
13. Be My Baby
14. Ya Ya
15. Just Because

出来はオフィシャルの『Rock'n'Roll』より良いのではないでしょうか?

→オフィシャルはコレですね。

ジャケもオフィシャルはオフィシャルで良いんですが、個人的には68年くらいの長髪のジョンが好きだし、
黄色いヴィヴィッドな感じも良いので「Roots」の方に軍配をあげたいです。

曲も「Roots」の方が2曲多いし、編集もコチラの方がリアル。

やはりジョンにはロックン・ロールが似合います。

しかし「COME TOGHER」の元ネタとなったと言われ裁判沙汰にもなった
チャックベリーの「You Can't Catch Me」ですが、似てますよね。
初めて聴いた時は、そりゃ訴えられるは、と思ったものでした。

『Rock'n'Roll』からは「Stand By Me」のビデオクリップがあり有名です。


FREEの初来日音源

2009年12月16日 10時52分48秒 | 洋楽
存在は知っていたものの、
なかなか中古市場でも見つけるものが出来なかった
FREEの初来日音源をようやく購入。

二回目の来日の時はポール・コゾフがいなくて、
ポール・ロジャース自身が歌とギターを担当、
そして山内テツとラビッツの布陣でした。

そういうバンドと捉えれば決して悪くはありませんが、
やはりオリジナルのFREEを知っている身としては、
なかなか複雑な心境の第二期FREEなだけに、
オリジナル・メンバーでの初来日音源が非常に気になるところでした。

1971年の5月1日のサンケイホールでの音源。

糸井五郎氏の紹介から始まります。
「FREEのあとには成毛滋が出ますので」というMCがありますが、
そこで凄い歓声が!

こういう音源だからこそ味わえるこの感覚。やはり成毛滋は人気だったんですね。
でも、FREEは前座扱いだったんでしょうか?
この日はオールナイトでイベントがあったと聞いてますが、真相やいかに?

そしていよいよ始まる!という時になって「ザ・フリー!」という紹介ではじまりますが、「おいおい!”ザ”をつけちゃまずいでしょう!」と思わず突っ込みを入れたくなります。それも時代が伺えるご愛嬌といったところでしょうか。

肝心の音源ですが、さすがにこの年の9月のZEPの一連のオーディエンスものよりはレベルは落ちますが、ブート耳を持つものにとっては違和感なく聞ける音源。ただしベースの音は埋もれがちなので、あのアンディ・フレイザーの間隔を埋めるような絶妙なベースがいまいち堪能できず残念。

でも亡きポール・コゾフのギターは堪能出来ます!

ジョン・メイオール(のしかも完全なバンド編成で時)位しか来日ミュージシャンがいなかった時代にFREEが残したインパクトは相当大きかったと聞いたことがありますが、それを確認できる音源です。「伝説」の名に恥じない名演奏です。

この来日の後にオリジナル・フリーは時間を空けず解散してしまうので、解散前の非常に充実した演奏。かつ初来日ということで貴重な音源です。

こういう音源を聞いてしまうと、どうにもテンションがあがってしまい寝れません(笑)素晴らしいです。

メーカーinfo
FREE/FIRST EXPERIENCE (1CD-R)
Legendary First Japan Tour 1971 At Sankei Hall 

Live At Sankei Hall, Tokyo, Japan. May 1st 1971 Digitally Remastered Ultimate Edition

 ブリティッシュ・ヘヴィ・ブルーズ・バンドの最高峰のFREEの、伝説に残る初来日公演より、5月1日サンケイ・ホール公演を高音質で収録した貴重なライブ音源を、デジタルリマスター仕様にて新装リリース。 機運の高まる中、実現した衝撃の初来日公演で、ワールドツアーの合間をぬって、一週間の滞在でロックフェスティバル出演の為、僅か2公演というレアライブ。"Fire And Water"、"Be My Friend"、"All Right Now"といった名曲の数々が、オリジナルメンバー4人によりプレイされた伝説のライブパフォーマンスを奇跡的な高音質収録で堪能できます。 オープニングの糸居五郎氏によるMCから完全収録で、日本ライブ史に残る、資料的価値も高いドキュメント音源。現在入手困難なこの音源に、プロユースの最新機材によるデジタルリマスタリング&ノイズトリートメントを施した、高音質決定版です。

1. Fire And Water 2. Ride On A Pony 3. I'm A Mover 4. Be My Friend 5. The Stealer 6. Heavy Load
7. The Highway Song 8. My Brother Jake 9. Soon I Will Be Gone 10. All Right Now 11. Mr. Big 12. The Hunter