サイケデリック・ペンタトニック!?

カリメロレコード(架空)の店主の何でもござれの日々の音楽コラム

白石かずこ

2010年11月22日 01時29分08秒 | 邦楽

先日白石かずこの詩集を買いました。

現代詩文庫の「白石かずこ詩集」

1969年11月1日発行となってます。

今から41年前のものです。

ただこれだけだと記事にはしません。

家に買って帰ったあと、表紙をめくってみると、

裏にはこんな文字が。。。

おお!この「比呂公一」のことかしら?!

ちょっと分からないけど、白石かずこ本人から比呂某さんに送られたであろう、この詩集になんだかほっこりした気分になります。

 

もともとは音楽方面で「ジョン・コルトレーンに捧ぐ」というアルバムがCD化されたときに知りましたが、サム・リバースのSAXをバックに朗々と詩を読む白石かずこに私は相当感激しました。この詩集にもコルトレーンに関する詩が収録されてます。

(以下CDのinfo)

“詩のロック・スター”白石かずこがサム・リヴァースと共演した伝説の名盤、奇跡の初CD化!原盤USミュージック・ワークス1977年。サム・リヴァース正式許諾を得て、世界が待ち望んでいたCD化。代表作「マイ・トーキョー」「聖なる淫者の季節」収録。

詩人白石かずこは、仏リベラシオン紙では“詩のロック・スター”と謳われ、代表作に「聖なる淫者の季節」(H氏賞)、「砂族」(歴程賞)など。また、J.A.シーザーをはじめ、沖至、翠川敬基といったミュージシャンや、大野一雄など舞踏家との共演を行ってきている。本作は彼女のヴォイス・パフォーマンスを聴くことの出来る数少ない資料であり、その朗読にはシャーマニックな雰囲気があり聴く者をある種のトランス状態に誘う。また共演のサム・リヴァース本人にとっても数多い演奏歴の中から後年これを代表作として挙げる(英WIRE誌)など名盤として語り継がれている。

解説 : 副島輝人 
白石かずこインタビュー掲載