2012年11月に「21年ぶりに」来日公演を行ったジンジャー・ベイカー。
21年前の1991年には今治のフェスにて「ジンジャー・ベイカー・バンド」として出演。
こちらはCDと映像が残っている。
しかし調べてみるとその翌年1992年にも来日しているようで、
それが今回紹介するMATERIALの「LIVE IN JAPAN」。
(発表は1993年)
マテリアルはビル・ラズウェル率いるグループ。
■この時のメンバー
・Fody MUsa Suso : Kora,Dousongonni,Guitar,Percussion,Vocal
・Bill Laswell : Bass
・Bernie Worrell : Piano,Hammond Organ,Clavinet,Synthesizer
・NIcky Skopelitis : 6&12 strings Guitars
・Aiyb Dieng : Chantan,Congas,Talking Drum,Percussion
・GInger Baker : Drums
■このCDの録音データ
Shinjuku Pit Inn,Tokyo - August 2,1992
Kyoto - August 5,1992
Imabari - August 7,1992
■曲目(曲名の後ろは収録時間)
01.INOVATION 5:21
02.LEAVING EARTH 6:39
03.DESERT STAR 9:38
04.OUT OF THE DREAMTIME 5:29
05.OBSESSED 10:45
06.INTO THE SEVENTH HOUSE 6:20
07.DOUDOUGONNI SONG 4:46
08.THE RECEIVER 8:06
09.THE CREATOR HAS A MASTER PLAN 8:50
10.THE IMAGE OF THE ONE 2:28
実はこの1992年の面子はほとんど前年来日の時と同じ。
勝手な推測ですが、1991年にフェスに出るにあたってマテリアルよりも
ネームバリューのある「ジンジャー・ベイカー・バンド」で出演し、
その時の演奏が好評だったため1992年も来日公演を行い、
本来の「MATERIAL」名義にしたのではないでしょうか。
ちなみにこちらが91年の演奏(1992年の演奏は残っていないようです)
メンツもほぼ同じなので、1992年のサウンドも同様のエスニック色の濃いもの。
このCD聞いた限りでは、1曲目と10曲目はどうやらイメージソングか、
もしくはオープニング/クロージングテーマのよう?で、LIVEテイクではなさそうです。
2曲目の頭にうっすらと歓声が上がって幕が開けます。
ガムランのような民族楽器のような音のリフ?に、一聴でジンジャーと分かるドラミングが入ってきて、
そこにベースが加わり、グルーヴがスタート。反復するベースラインに英語ではない歌詞や
エスニックな上ものがかぶさります。そこにジンジャー・ベイカーの縦横無尽なドラムが絡みつきます。
(YOUTUBEで聞くことが出来ます→こちらをクリック)
5曲目はこのCDの中で一番長い曲ですが、ドラムとパーカッションのソロ。
ただしクリームのようないわゆるドラムソロではなく、パーカッションと寄り添うようなソロが続くというもの。
個人的なベスト・トラックは9曲目。
ベースから始まる曲で、そのベースラインが好きというのもありますが、
この中で一番モーダルなアフロ・ジャズ・ロックを体感できます。
全体的に格好いいですが、ジンジャー・ファンとしてこういった曲を聴けるだけでもありがたい。
このCD、GINGER BAKERが参加しているというだけで購入しましたが、個人的には大正解な一枚。
ジンジャー・ベイカーが好きで上記のYOUTUBEのようなサウンドもお好きな方は
ぜひ聞いてみていただきたいお勧めのアルバムです。
▼裏ジャケ
▼当方未入手ですが、国内盤のジャケはこちらのよう。解説に何が書いてあるのか気になります。
ということで、本題はというと、2012年の来日公演は実質的に「20年ぶり」の公演でした!!
21年前の1991年には今治のフェスにて「ジンジャー・ベイカー・バンド」として出演。
こちらはCDと映像が残っている。
しかし調べてみるとその翌年1992年にも来日しているようで、
それが今回紹介するMATERIALの「LIVE IN JAPAN」。
(発表は1993年)
マテリアルはビル・ラズウェル率いるグループ。
■この時のメンバー
・Fody MUsa Suso : Kora,Dousongonni,Guitar,Percussion,Vocal
・Bill Laswell : Bass
・Bernie Worrell : Piano,Hammond Organ,Clavinet,Synthesizer
・NIcky Skopelitis : 6&12 strings Guitars
・Aiyb Dieng : Chantan,Congas,Talking Drum,Percussion
・GInger Baker : Drums
■このCDの録音データ
Shinjuku Pit Inn,Tokyo - August 2,1992
Kyoto - August 5,1992
Imabari - August 7,1992
■曲目(曲名の後ろは収録時間)
01.INOVATION 5:21
02.LEAVING EARTH 6:39
03.DESERT STAR 9:38
04.OUT OF THE DREAMTIME 5:29
05.OBSESSED 10:45
06.INTO THE SEVENTH HOUSE 6:20
07.DOUDOUGONNI SONG 4:46
08.THE RECEIVER 8:06
09.THE CREATOR HAS A MASTER PLAN 8:50
10.THE IMAGE OF THE ONE 2:28
実はこの1992年の面子はほとんど前年来日の時と同じ。
勝手な推測ですが、1991年にフェスに出るにあたってマテリアルよりも
ネームバリューのある「ジンジャー・ベイカー・バンド」で出演し、
その時の演奏が好評だったため1992年も来日公演を行い、
本来の「MATERIAL」名義にしたのではないでしょうか。
ちなみにこちらが91年の演奏(1992年の演奏は残っていないようです)
メンツもほぼ同じなので、1992年のサウンドも同様のエスニック色の濃いもの。
このCD聞いた限りでは、1曲目と10曲目はどうやらイメージソングか、
もしくはオープニング/クロージングテーマのよう?で、LIVEテイクではなさそうです。
2曲目の頭にうっすらと歓声が上がって幕が開けます。
ガムランのような民族楽器のような音のリフ?に、一聴でジンジャーと分かるドラミングが入ってきて、
そこにベースが加わり、グルーヴがスタート。反復するベースラインに英語ではない歌詞や
エスニックな上ものがかぶさります。そこにジンジャー・ベイカーの縦横無尽なドラムが絡みつきます。
(YOUTUBEで聞くことが出来ます→こちらをクリック)
5曲目はこのCDの中で一番長い曲ですが、ドラムとパーカッションのソロ。
ただしクリームのようないわゆるドラムソロではなく、パーカッションと寄り添うようなソロが続くというもの。
個人的なベスト・トラックは9曲目。
ベースから始まる曲で、そのベースラインが好きというのもありますが、
この中で一番モーダルなアフロ・ジャズ・ロックを体感できます。
全体的に格好いいですが、ジンジャー・ファンとしてこういった曲を聴けるだけでもありがたい。
このCD、GINGER BAKERが参加しているというだけで購入しましたが、個人的には大正解な一枚。
ジンジャー・ベイカーが好きで上記のYOUTUBEのようなサウンドもお好きな方は
ぜひ聞いてみていただきたいお勧めのアルバムです。
▼裏ジャケ
▼当方未入手ですが、国内盤のジャケはこちらのよう。解説に何が書いてあるのか気になります。
ということで、本題はというと、2012年の来日公演は実質的に「20年ぶり」の公演でした!!