からくの一人遊び

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Tracey Ullman - My Guy

2019-01-09 | 音楽
Tracey Ullman - My Guy



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FRICTION - Zone Tripper [PV]



ボ・ガンボス 夢の中




なんだろうね、この違い。

同じ80年代。

いや、どちらがいいとかそんな問題じゃなく・・・。

洋楽は70年代後半に、大きな権力となってしまったハードロック勢を否定するために、いや、それまでのロックを一度壊し組み立て直すために初期パンクロックが生まれ、そのムーブメントは長くは続かず80年代に入るとポップな時代になっていった。というか色んなジャンルのロックが乱立していった。

だけど、邦楽はやっと80年度後半にそれまでの邦楽ロックを受け継ぐものもありながらも、既成のロックをぶち壊すようなロックが日の目をあ浴びるようになった。

実はパンクロックムーブメントなるものは70年代後半、日本にもあることはあった。

ただ、それはアンダーグラウンドな世界で、音楽云々というよりステージでの過激な行動に注目が集まった。いまの時代では公共の場では言うのが憚れるような過激さであった。サブカルチャーとして、音楽のほうではなく、そのことを紹介する雑誌はあったが、日の当たる場所という点では、RCサクセションのロックとしての再評価、サザンの曲としての評価の方に光が浴び、その過激なアンダーグラウンドな世界はいつのまにか消えていた。


邦楽ロックがいろいろなタイプが乱立することになったのは、歌謡曲の衰退と「いか天」の盛り上がりによるのだろう。

とくに「イカ天」はロックバンド勝ち抜き戦みたいな番組で一番のバンドが毎週いろいろなタイプの挑戦を受けるといった形で、5週勝ち抜くとメジャーデビューといったような形であったと記憶しているが、そこから個性的なバンドが多数誕生していったとみていい。



現在は日本では洋楽ロックに対しての盛り上がりはそれほどではなく、邦楽ロック優性である。

しかもその音楽は70年代、80年代の洋楽に影響されていた日本のロックや歌謡曲やフォークソングやニューミュージック等の影響を受け、日本人による日本人的なロックサウンドを奏でている。日本語の歌詞も重視しているロックだ。



しかしこの先どうなるのかは判然としない。

もしかしたらだが、昨今のクイーンの盛り上がりをみると、意外とまた洋楽ロックのほうにシフトしていくかもしれない。


コメント
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