広島一敷居の低いインテリアコーディネーターのここ20年間の記録。

うっかり木工所に嫁いでから走り抜けた20年の記録。気づいたら、医療系から転身してインテリアのプロになってましたとさ。

えびす講とドリミネーション

2006-11-21 13:16:28 | 自営業の妻
広島の面白いブログが満載!



広島の3大祭り「えびす講」に行って来ました。

結婚するまでえびす講=大売出しと暴走族という意識しかなかったのですが

実は商売繁盛を祈願するお祭りなんですね!

露天で熊手を買い求め、それを胡子神社へ持ち込んで「こまざらえのご祈祷」をしてもらい、会社名の入った木札を付けていただきます。
それを自分の会社へ持ち帰り、商売繁盛を祈願して1年間飾っておく・・ というわけです。

私は自営業に嫁ぐまで、えびす講の日にえびす神社でそんなことが行われているなんてぜんぜん知らなかったんですが。

これって、広島の人には常識ですか


↑胡子神社前

というわけで
自営業の我が家は毎年熊手を買い求めに行かなければなりません。
毎年、家族総出で出かけるのが恒例行事となっています。

たまたま今年は予定していた日が雨だったため、最終日に延期して都合のつく私たち親子4人だけで行くことに。

息子くんに
「用事をすませてご飯を食べたらピカピカ(ひろしまドリミネーション)見に連れて行ってあげるからいい子するんよ」
と言い聞かせ
露天の仮面ライダーのお面など買わされたら嫌なので
「あれ欲しい、これ欲しいってわがまま行ったらピカピカ連れて行かんよ」
と脅して出発。

月曜日のため、思ったより人は少なくスムーズにことは進み、
流川にある大学4年間ずっとバイトでお世話になったお店(いけす料理の店)にて美味しい料理とお酒をしっかりいただいて。
板さんや仲居さんたちとの懐かしい再会も果たして。
出発前の約束がきいたのか息子くんは落ち着いた店内の雰囲気を壊すほどの大騒ぎもせず、いい子にすごしてくれ、母ちゃんは楽しい時間を過ごすことができました。

結婚してからめったに出ることの無くなった夜の街にすっかり酔いしれて
「あ~、美味しいお酒とご馳走食べれて幸せ
と上機嫌の父ちゃん、母ちゃん。

一年間の商売繁盛を祈りつつ(すっかり酔っ払いなので本当に祈っていたかは不明)よいよいよいと帰路に着きました。

そして、代行運転のおじさんの運転するマイカーが流川どおりを出て平和大通りにさしかかったその時。

息子くんは叫びました。
「あ~!!ピカピカ見てない


そう、よっぱらいの父ちゃん、母ちゃん。
すっかりイルミネーション見に連れて行く約束忘れてました




この埋め合わせはいつかするから、息子くん。
こんな飲んべぇな両親を許しておくれ。

そして熊手さん、一年間しっかりお金をかき集めてね


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コメント (16)
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