こちらをじっと見ているレトの視線に気づいたグリシーヌが声をかける。
「コップか何か、入れ物もってます?」
レトから渡されたコップに、暖かいポタージュ状のそれを入れて返し、残った分を二人でそれぞれに分け、食べ始める。
しばらくして
「おい、これ食ってみろ」
レトが、何か小さな塊のようなものを2個づつ2人に渡した。
見ると、パンとビスケットの間のようなものである。
ためしにグルラディーヌがかじってみる。
・・・カタイ。そして、ぼそぼそしている。これは、確かに立派な保存食だ。
グルラディーヌの顔を見て、グリシーヌもそれをかじってみる。
二人の様子を見たレトが笑った。
「これは、2度焼きパンっつう保存食だ。まぁ、うまいもんじゃねぇけどな。これなら、日持ちもするし、歩きながらでも食える。それでも、慣れれば、悪くねぇ味だって思えるようになる。暖かいもん貰ったからな」
さすがに、美味しいとは言えない様だ。
まあ、それはお互い様と言うことで・・・。
「コップか何か、入れ物もってます?」
レトから渡されたコップに、暖かいポタージュ状のそれを入れて返し、残った分を二人でそれぞれに分け、食べ始める。
しばらくして
「おい、これ食ってみろ」
レトが、何か小さな塊のようなものを2個づつ2人に渡した。
見ると、パンとビスケットの間のようなものである。
ためしにグルラディーヌがかじってみる。
・・・カタイ。そして、ぼそぼそしている。これは、確かに立派な保存食だ。
グルラディーヌの顔を見て、グリシーヌもそれをかじってみる。
二人の様子を見たレトが笑った。
「これは、2度焼きパンっつう保存食だ。まぁ、うまいもんじゃねぇけどな。これなら、日持ちもするし、歩きながらでも食える。それでも、慣れれば、悪くねぇ味だって思えるようになる。暖かいもん貰ったからな」
さすがに、美味しいとは言えない様だ。
まあ、それはお互い様と言うことで・・・。