炎がじりじりと範囲を狭めてくる。
「妹姫、何とかなりませんの?」
相手が炎では、剣では相手に出来ない。
「何とかって言われえも・・・・」
グルラディーヌが空に向かい、道案内をしているソレを手招きした。
つつつ と降りてきたソレを解き、袋に入れておいた黒蛇の首をソレで撫でる。そして何事か呪文を唱え、蛇の額を軽く弾いて地面に置く。
ぱちん
と、グルラディーヌが蛇の真上で指を鳴らすと、
いま、目を覚ましました。という感じで蛇が頭を持ち上げ、辺りを見回すように頭を左右うに動かす。そして、炎の海に気づき慌てたようにグルラディーヌの顔を見上げた。
グルラディーヌが、蛇に向けて 行け という仕草をする。
「妹姫、何とかなりませんの?」
相手が炎では、剣では相手に出来ない。
「何とかって言われえも・・・・」
グルラディーヌが空に向かい、道案内をしているソレを手招きした。
つつつ と降りてきたソレを解き、袋に入れておいた黒蛇の首をソレで撫でる。そして何事か呪文を唱え、蛇の額を軽く弾いて地面に置く。
ぱちん
と、グルラディーヌが蛇の真上で指を鳴らすと、
いま、目を覚ましました。という感じで蛇が頭を持ち上げ、辺りを見回すように頭を左右うに動かす。そして、炎の海に気づき慌てたようにグルラディーヌの顔を見上げた。
グルラディーヌが、蛇に向けて 行け という仕草をする。