食事ともいえない食事が終わった後は、火の始末をした後、湖に流れ込んでくる川の水で容器を洗い、水筒に水の補給もして、出発。
歩きはじめてしばらくたった時、グルラディーヌが不意に足を止めた。
「妹姫?」
後ろを歩いていたグリシーヌが、追いついて妹の顔を覗き込む。
「・・・きな臭い。変な音がする」
それを言ったか言わないかの内に、レトの足元から火の手が上がった。
「うわっ」
声と共に、レトが飛びのく。
「きゃぁ」
「なにこれ?」
「冗談じゃねえぞ」
三人三様で驚きの声を上げる中、炎は三人を取り囲むように燃え広がった。
「まさか、さっきの火じゃねえだろうな」
「ちゃんと、消しましたわよ。一緒に確認したじゃありませんか」
歩きはじめてしばらくたった時、グルラディーヌが不意に足を止めた。
「妹姫?」
後ろを歩いていたグリシーヌが、追いついて妹の顔を覗き込む。
「・・・きな臭い。変な音がする」
それを言ったか言わないかの内に、レトの足元から火の手が上がった。
「うわっ」
声と共に、レトが飛びのく。
「きゃぁ」
「なにこれ?」
「冗談じゃねえぞ」
三人三様で驚きの声を上げる中、炎は三人を取り囲むように燃え広がった。
「まさか、さっきの火じゃねえだろうな」
「ちゃんと、消しましたわよ。一緒に確認したじゃありませんか」