宗教団体と不幸 １

昨日の星椎水精先生のコラムで紹介された体験談、とても面白い内容でしたね。

この霊Ｕ会というのは、私自身はよく知らないのですが、調べたところ、日蓮宗の法華経によってご先祖供養するというものらしいです。

具体的に、仏壇にそこの宗教団体が別につけた戒名をおくそうで、体験談にお経の話があったように、お経を読んでそれで先祖供養といっているのかもしれません。

しかしながら、釈迦様が開かれたそもそもの仏教には戒名などありませんし（戒名があるのは日本だけ）、お経にすごい力が秘められているなんてこともありません。

浄霊のことも説いておられないため、当然と言えば当然です。

ましてや、個々人が「お経」を読むだけでご先祖が成仏出来るなんていうことも、素人に「浄霊」が出来る事も、とてもありえません。


しかしながら、このような宗教においては、お経を唱えることが先祖供養と考えている人が多いのですが、それはつまり、その宗教自体が霊の事や死後の世界のことを正しく理解していないという事でもあります。

『R友会では、「お経をあげないと功徳がないとか、病気になる」と言われ、悪いことが起きれば、「それは先祖からの因縁のせい、物事が大事に至らなければ大難が小難でこのご法のおかげだ」と言います。』

という教えにもかかわらず、体験談にあるように、お経を唱えているにもかかわらず事故を起こしたり、ガンになって苦しんで死んでしまっています。

このような「矛盾」を、信者の人たちは一体どのように考えているのでしょうか？

私には、この矛盾が「この教えは間違っていますよ！」ということを証明しているように思いました。


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