県道や 古賀志山の登山口の 森林公園通り から
遠目に 見えますので
石造りの 長屋門と それに続く石塀の
外観は 良く見ていたのですが
見学会ではないと
内部は 見られないので
期待していました。
石造りの建物 6棟と 取り囲んでいる 長い塀も
すべて 江戸時代~大正時代までに
建造されたものです。
国登録有形文化財 「小野口家住宅」
HPは こちら
詳しく写真が 沢山見られます。
文化財の保護の為に
撮影された
絵葉書セットも 用意されていました。
たくさん撮影させて頂きました。
ここでは 上のHP以外の 写真を
部分の デザインに こだわって
載せたいと 思います。
下は 建築年代が 最も古い
「 前の蔵 」の 解説表示です。
骨組みは 木造で 石を貼った 蔵です。
《 当地方では 南や南東を 前と 表現し
北や 北西を 裏と 表現することは
普通のことです。
栃木県は 地形が 北西が 山で
南側が 広い平野ですので 》
下の写真は 此の 蔵の出入り口 傍の
通気口ですが 細部までが 丁寧なつくりです。
場合によっては 石の引き戸を
閉めるようです。
明治後期に 屋敷内で 移築しているので
それ以降の 追加作成かも。
次は 裏(北西)の蔵
江戸時代 1825年 建築
同じく 木造の骨組みに 石張りです。
建て替えられて 今は無い 以前の母屋の
玄関の 車寄せ 部分を 取り付けて
利用しています。
続きます。