「マーケティング課題の発見～購買意思決定～」

ＡＩＤＭＡは消費者の購買に至る一連の行動を説明します。

では、商品を買う・買わないを人はどのように決めているのでしょうか？

それを説明するのが購買意思決定プロセスです。購買意思決定プロセスは、以下の段階で説明できます。

①問題意識
②情報検索
③情報評価（代替品評価）
④購買意思決定
⑤購買後評価

実際のマーケテングでは、消費者が商品を購入しなかった際に、どこに問題があったから売れなかったのかを探るために使われます。

例えば、液晶テレビを購入する場合、①問題意識で液晶テレビが思い浮かばないようなら、液晶テレビがその問題意識に役立つ、という広告戦略に問題があるかもしれません。

②情報検索でその商品が候補にあがらないのなら、流通チャネルに問題があるのかもしれません。

③情報評価でその商品が候補にあがらないのなら、価格や性能に問題がある可能性があります。

どの部分で何が問題なのかを探るポイントを示しています。