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ウクレレボディの厚さ

2017年07月06日 | ウクレレ製作中
マホガニーボディの兄弟レレが完成しました。


ボディ材は同じブロックから切り出し、
ネック材・指板材なども木目や重量が近い材を使用、
装飾も塗装も同じ仕様にしました。

で、どこが違うか・・、タイトル通りボディの厚みです。
厚みを変えることで音色にどれくらい違いが出るかという実験的な・・。

結果はというと、音量は変わらないようです。
薄い方がクリアーな音色、厚い方が倍音の多い感じ、といったところでしょうか。
(あくまでこの2本を比較するとという意味で、極端に違うわけではないですヨ)
厚い方がボディ容量が大きいので余計に響くわけですが、
全ての音域で均等にそうなるわけでなく、特定の音域がより強調される様です。
これが上手く作用すればより心地よい音色になり、
悪く作用すると不快な音色になってしまう。
この辺をいかにコントロール出来るか・・が課題ですね。

ここ数年、極端にボディの薄いウクレレが出回っています。
価格もお手頃な物が多く、持ち運びに便利だし、
レスポンスもよく、見た目以上に大音量で・・
でもやっぱり何かチョット物足りない と思っていましたが、
こういうことなのでしょうネ。


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