このガイドでは、「札所」以外の寺社仏閣を紹介して行きます。
さて、第2回目は、飯能市にえる「高山不動尊(常楽院)」にしてみましょう✋😌👌
(レポート)
来訪日 令和4年12月21日
ここは特別な場所と言う事を強く感じました。
前日の12月21日は時間休を取って下見に来ました。
準備に来ていた導師様と少し話をさせていただきました。
終わってましたが、イチョウが有名なようです。
結構な登りです。
明日の天気は?
いよいよご開帳当日。
あいにくの雨模様☔
護摩&ご開帳には影響はありません。
狭い道をなんとか登っていき、やっと到着🚙 💨💨
駐車場に車を止めて本堂に向かいます。
山の中に突如として現れる本堂!
圧倒的な大きさ。
そして存在感。
里にあるお寺とは全く異なる雰囲気です。
はじめて訪れた時は、誰もいないためだけでなく怖さを感じました(霊的な意味でなく)。
ここは、まわりに民家もほとんどない、山の中腹です。
なぜ、ここにこんなに大きな建物が?
ここは檀家を持たないお寺です✋😌👌
(データ)
寺院名:常楽院 高山不動尊(じょうらくいんたかやまふどうそん)
所在地:飯能市高山346
御本尊:不動明王像 ほか軍荼利明王
宗派:真言宗智山派
①建物:あり
②住職:無住
③管理人:?
④駐車場:あり
⑤トイレ:あり
⑥堂内写真撮影:可能
⑦御朱印:あり(300円)
⑧ご開帳:毎年12月21日(冬至の日)
今日は開いています。
護摩行まで堂内を見て回りましょう👀✨
御朱印をいただきました。
バランスよく、お気に入りです。
(ここからは文書でお楽しみくどさい)
愛染明王です。
表情豊かです🙏
壁に絵が掛かっています。
公家の方などのようですが不明。
御本尊「不動明王」さまでしょうか。小ぶりですが、迫力あります🙏
阿弥陀如来+脇侍です。
光陰が欠けてしまってます😢🙏
五大明王像です。
堂内で一番迫力があります。
始まるまで、ずっと眺めていました🙏
さて、導師が入場されました。護摩の始まりです。
全部で六名の導師様。
声が堂内に響き渡ります。
読経も終わりいよいよ重要文化財「軍荼利明王立像」の観覧です(写真は市立博物館のレプリカです)。
順番に展示室に入ります。
入りますと
デカい!
高さ230cm。
思わず見あげてしまいます。
特徴はなんといってもそのお顔。三眼八臂、炎髪に歯牙剥き出しのお顔。手足には蛇が絡んでいます。怖さの中にユーモラスさも。
この像は平安末期の作といわれています。正系の仏師の作ではないようです。
造立の正確な年はわかりませんが、膝上のひだと渦巻きの紋様から平安末期と考えられているようです。
腰に蛇が🐍
(レプリカでも迫力あります)
人が入れ代わり立ち代わり出入りする中、裏側に回ったり、空いたら真ん中からみたりと30分くらい拝観させて頂きました🙏
どの角度から見てもきれいなフォルムです。
見た目より存在感、オーラが少なかったですが、優しい気を感じました🙂
(最後に)
堂内には仏像・建物を含め貴重な文化財が多くあります。
しかし現状は無住で、維持管理が難しくなってきています。
国や県での管理に期待したいところです。
今年も再度行く予定です👀✨
機会があれば、銀杏の咲く時期に行ってみたいです。
「軍荼利明王立像」は、大きな像ですね。
迫力があります。
平安時代とは歴史がありますね。
そのころのものであれば、国宝でもおかしくないと思いますが。
軍荼利明王は重要文化財です。これ以外にも多くの貴重な仏像がありますが無住のため、保管状態が気になるところです。
ご開帳は冬至の日のみ。
護摩行を見るだけでも感動しますよ。