毎年のことですが・・・農繁期は、なぜか、シーーーンと鎮まりかえっています。
聴こえるのは、山裾から軽やかに鳴いている、うぐいすの声や・・・時おり、耕耘機の耕す音だけです。
人の気配や生き物の気配に、ここに居ると、とっても敏感に反応します。
昨日からはじめたペンキ塗り・・今日も二度塗り作業を早朝から行っていました。
ふと横目で見ると、なんとも、平和な光景が目の前に飛び込んできました。
田んぼを耕す人と、生まれたての若いサギ・・・・・
なんとも、のどかで、ほっとする光景でした。そっとカメラを手に持ち、ゆっくりと、田んぼの脇で撮影しました。
ぬかるんだ田んぼの中を、一歩一歩ゆっくり踏みしめて進むサギさん。
全ての空を映し出した田んぼに映える姿は・・・自然そのものでした。
自然っていいなぁーと思いました。
この間まで雪だった田んぼ・・いま耕され、早苗がもうすぐ植えつけられる・・・
目の前で行われる日々の出来事が、なぜか愛おしく・・・この土地に生きる人々の力強ささえも感じられた。
若いサギさんと、農夫・・・素晴らしき自然をありがとうございます。
午後からは、この田から・・・いっせいにカエルたちの歌声が店内に合唱されました。
冬の間、眠っていたカエルたちの元気を感じた一日でした。
海とオルゴールの店内からは、ただいま、カエルの声と、海からはいい凪と、それから、能登島の桜が見ごろ
を迎えました。朝見た景色と午後見た景色の変化・・・ピンク色に染まる街並みが、春真っ盛りを感じます。
また明日も頑張ります。