92歳の女性と、牧師さんが来店しました。
話を聞けば・・口伝えで、当店へお越しいただいたとのこと・・
でも、こちらの牧師さんは、なかなかの本物を見る目が
備わったお方です。
正面の壁に飾ってある、日展作家、西塚栄治さんの漆芸、お題「寒い朝」
寒い朝に海面に浮かぶ親子の寄り添う姿を描いた、
白鳥をしみじみ眺めて、これは、どなたの作品ですか・・
いやぁーーーーはぁーーーーうーーーーーん
これはすごい!の連発。
西塚栄治先生の技法である、波打つうねりや、金沢金箔を散りばめて・・
下地は銅版・・
わたしが、加賀屋に勤めている頃、西塚先生の作品を
東京の美術館で見て、その場で一目惚れ。
作品が帰ってきたころに、西塚先生とコンタクトをとって、
迷わず、購入をした芸術です。
自宅に飾ってあった大切なものを、海とオルゴールにもってきて、
たくさんの人に見ていただいて、いま、幸せです。
きっと、西塚先生の魂が入った作品も、うれしいと思います。
1時間半くらいでしょうか、ずっとお話していました。
92歳の女性が、「先生」と言うので、
失礼ですが、どんな先生なのですか。と尋ねました。
・・・牧師さんですね。
わたしの感は当たっていました。
実は、わたしは、小学6年まで、輪島のキリスト教会へ、毎日通っていました。
田んぼのど真ん中の協会で、
手づくりのおやつを食べたり、聖書を朗読したり、
ピアノを弾いたり、絵を書いたり、
いつも手をつないで仲良しの男の子のお友達が急に転校して、
それから、教会へ行かなくなったことを、、ふと思いだしました。
聖霊を受けて、身を清めていただいたことも、ふっと思い出しました。
テモテ レナードくん。小さな頃、幼なじみだった彼に、
牧師さんは、連絡をとってくれるっていいました。
清らかで、純で、素直なテモテくんは、いまアメリカにいるそうです。
インターネットは世界につながっているから、
つなげてあげるって・・・
テモテくんのことを、いま思い浮かべて・・・・・・・・・。
ガーデンで摘んだハーブをテーブルにアレンジしました。
ベルガモットの花がもうすぐ咲きそうです。
セージだったかな。たくさんハーブがあるので、時々、ハーブの名前を忘れます。
手前、ラムズイヤー 奥がラベンダー
屋根まで届きそうな、ベルサローラー
チャイブ
ローズマリーの新芽
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