海月美紗のおでかけ日記

おでかけ大好きです
見つけた小さな“happy”を記録していきます

7月3日(水)信夫の里·社寺めぐり

2024-07-04 05:00:00 | 神社仏閣
道路脇にはネムやムクゲ、ノウゼンカヅラの花が咲いてる。タチアオイはてっぺんまで花が開いて、季節はもう夏!





△岡部春日神社
御祭神:天津児屋根命(あまつこやねのみこと)、武甕槌命(たけみかづちのみこと)、経津主命(ふつぬしのみこと)、比賣神(ひめのかみ)
花手水がとてもきれい。境内にもきれいな花がたくさん咲いている。女性の宮司さんの細やかさが感じられた。
噂のクロちゃんがお出迎えしてくれて、ホントに人なつこい!
境内にある死霊神社は災難除けの御利益があるという。


△圓満字
春日神社の隣りにある天台宗のお寺。境内に大きなモミジやイチョウの木があるから、秋にはきっときれいに色づくんだろう。


△菅原神社
菅原道真公を御祭神とする社殿は1716年の建立。拝殿両側の絵は、菅原道真公ゆかりの絵。
社殿の右隣に雷神社が鎮座。腕のない雷神像が祀られている。何か伝説があるらしい。




△陽林寺
陽林寺は紫陽花のお寺。昔は梅雨特有の急激な気温の変化によって伝染病が流行し、多くの人が命を落とした。亡くなった方への弔いの意味を込めて、梅雨に咲く紫陽花をお寺の境内に植えたのだという。
山門から本堂に至る参道にはたくさんの種類の紫陽花が咲き誇っている。陽林寺のシンボルともいえるアナベルが小雨の中で満開!



△鹿島神社
御祭神:武甕槌命(たけみかづちのみこと)
今年5月に新しい手水舎が完成。大ナマズの口元から自動で水が流れる。


陽林寺の紫陽花を見ていた頃にはポツポツだった雨が、どしゃ降りに変わってきた。あと1社1寺を巡る予定だったが、雨が止みそうにないので次回へ。
道の駅ふくしまの「あづまキッチン」で「伊達鶏わっぱ飯とミニ稲庭風うどん」を。おばんざいが数種類おいてあって、好きなだけ盛り付けられる。「ふくしま郷土料理を少しずつ」らしいが、少しずつどころか、ご飯もうどんも量が多すぎた…




















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6月27日(木)信夫・伊達の社寺めぐり

2024-06-28 14:55:00 | 神社仏閣

「スマホde神社仏閣デジタルラリー」が25日から始まった。県内全部は難しいけど、県北ならクリアできそう。

 

△霊山神社

朝一番のお詣り、境内に涼しげな風鈴の音が響いてた。龍鳴館で柏手を打つと、今日もいい感じで龍の声が聞こえた。

△霊山寺

霊山は神が下りてくる山。859年に霊山山頂に開山、東北山岳仏教文化の中心となった。現在の本堂は霊山のふもとにあり、江戸寛永期の再建だそう。

△白根三𠮷神社

6月初めに「龍神三社めぐり」でお詣りしたばかり。境内に咲いている紫陽花と同じ青い色合いの龍の絵がきれい!

△龍寶寺

駐車場から山門に向かう途中に、蓮池。まだ咲き始めでつぼみも多く、葉もきれいな緑色。隣の池には睡蓮も咲いていた。おや、ウシガエルも鳴いてる。

△梁川八幡宮

伊達家と伊達政宗にゆかりの神社。境内にフクロウが巣を作っているという。残念、昼間は姿を見せないのか、見つからなかった。

△三吉神社

御祭神は弥都波能売神(みずはのめのかみ)、三吉大神、そして坂上田村麿命。境内には、たくさんの紫陽花がきれいに咲いていた。

△白和瀬神社

御祭神は、日本武尊。参道の入り口から赤鳥居までの紫陽花がきれい! 「しあわせ神社」で、毎日の幸せに感謝の祈りを…

△西根神社

西根堰を造った二人の素封家を御祭神として祀った神社。郷社というには、とても広くて立派。角の生えている狛犬は初めて見た!

△高畑天満宮

西根神社と同境内。鷽鳥は、1年間の悪いことを「嘘」に替えて幸運をもたらすという。何時間も並ばないんなら「うそかえ祭」に来てみたいけど…

最後は、道の駅国見あつかしの郷「ももたんカフェ」で、「夏野菜と塩豚のミートソースパスタ」を。新鮮な夏野菜たっぷり! さっぱりしてて美味しい! 

伊達のお土産に桃を購入。だって、道ばたの桃が色づいてて美味しそうだったから!

デジタルラリー、今日は3ポイントをゲット!

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6月10日(月)伊達·龍神三社めぐり

2024-06-11 21:05:00 | 神社仏閣
今年は辰年。龍神と縁が深いという瀧野神社・白根三𠮷神社・霊山神社の三社を巡ってみよう。

【瀧野(たきの)神社】
△御祭神
宇氣持知神(うけもちのかみ)
△1日と辰·巳の日に昇殿できる。だから天井絵や白蛇を見られるのは月に4~5日だけ。
△境内脇の清流に滝があり、龍神が宿ると伝えられている。確かに水はとてもきれいで、せせらぎが心地よい。
△龍神を中心に十二支が描かれている天井絵。社殿が建てられた1800年に作成されたもの。迫力ある龍を見上げ、気持ちが引き締まる。

△正面の額、三方に乗ってトグロを巻く蛇が描かれている。白蛇は神様のお使い、神社を護っている。
△境内にユスラウメが赤い実をつけていた。

【白根三𠮷(さんきち)神社】
△御祭神
三𠮷霊神(みよしのおおかみ)
大己貴大神(おおなむちのかみ)
少彦名大神(すくなひこなのおおかみ)
△江戸時代後期、飢饉が続いた頃に秋田県の太平山三吉(みよし)神社より分霊。
△東日本大震災からの復興を祈念して平成28年に遷座。拝殿はまだ新しい木の香り。
△社殿の裏にある「龍神の丘」と呼ばれる本殿予定地。

△拝殿は高台にあって景色がいい。本殿予定地はさらに階段を上がった高台にある。
△境内のアジサイは色づき始め。


【霊山神社】
△霊山の麓、北畠一族が祀られている神社。霊山は北畠氏の本拠地で、顕家が陸奥国府を置いた地。
△御祭神
北畠親房、顕家、顕信、守親

△京都の嵐山から移植されたという紅葉、秋には真っ赤に色づく。

△建武の新政に尽力した南朝側の皇族·武将を祀る15の神社(建武中興十五社)のひとつ。
△鳴龍館(めいりゅうかん)
入り口で手をたたくと龍の鳴き声を聞くことができるという。2回柏手をうってみたら、なんとも言えない不思議な音が響いた!
△手水舎の後ろにひっそりとカシワバアジサイ


△新緑の中に荒々しい岩場が顔を見せる霊山。
霊山の麓に祀られている龍神三社は一人の宮司さんが兼務しているという。三社ともきれいに掃除され、境内には涼し気な風鈴の音が響いていた。
清々しい気持ちが湧いてくる。毎日を健康で過ごせること、こうして神社をめぐって心静かな時間をもてることに心から感謝!
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5月30日(木)南陽市・諏訪神社へ

2024-05-30 17:40:00 | 神社仏閣

山形県南陽市に鎮座する諏訪神社へ。東北中央道を使えば、往復約230km、3時間半。

国道13号線から山形県道238号線に入り、さらに山道へ。「しゃくやく祭り」の青い旗が立っていなかったら、うっかり通り過ぎてしまうところだった。

△鳥居と「芍薬之社諏訪神社」の扁額

△手水舎には大きな鯉が…

△狛犬ではなく「蛙」が…

△「茅の輪」を左回り→右回り→左回り→正面で厄払い

△拝殿と本殿

御祭神は、建御名方大神(たけみなかたのおおかみ)←大国主命の息子

△本殿は1863年の建立。芍薬の彫刻が精密で美しい!

△本殿の左側にはマリア観音様、右側にはマリア様に祈りを捧げている人の彫刻。隠れキリシタン信仰の様子がうかがえる。

△「マリア観音大神」江戸時代、キリストを信仰する民を守るために子守観音として建立。

△「導稲荷神社」 商売繁盛・家内安全の神様

△新池とカキツバタ

△「小町観音大神」 病気平癒・心身健全の神様

△「若返り水神」社殿裏側の山道を少し入っていくと清水が湧き出る泉が…

△境外地に「諏訪七福神」 七福即生・八法円満を祈念

△2羽のふくろう、名前は(上)が「きらり」、(下)が「みっちぃ」

諏訪神社の歴史には、ふくろうが深くかかわっているということ

▽境内いっぱいに咲き誇る「厄払いの花」芍薬


マリア様や小野小町、七福神もいて、神社は不思議いっぱいで狐につままれたようだったけど、(んっ! 神社にいたのは狐でも狛犬でもなくて蛙!)、芍薬はきれい・ふくろうは可愛い!… 十分に満足!

「芍薬が厄を落とし、ふくろうが福を呼び込む」… 毎日を健康に過ごせていることに感謝!

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坂上田村麻呂と堀越の明石神社

2024-05-28 16:00:00 | 神社仏閣

田村市内には、坂上田村麻呂の大多鬼丸(おおたきまる)征伐にまつわる伝承が数多く残っている。大多鬼丸は、大滝根山周辺で悪逆非道を繰り返していたという賊の首領。

明石神社は田村市船引町堀越に鎮座する神社で、801年に田村麻呂が開建したと伝えられている。

△神池。赤い欄干の橋を渡ると、真正面に「堀越のお人形様」が鎮座している。

△池の中には木彫りのワニが。カメとカエルもひなたぼっこ。本物のニホンザリガニも。

△社号標と鳥居

△拝殿と神額。拝殿は、木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺き。外壁は真壁造り板張り。

△「夜明け石」

大多鬼丸征伐に苦戦した田村麻呂が、武甕槌神(たけみかづちのかみ)を勧請して戦勝を祈願し、この石に腰掛けて夜を明かしたと伝えられている。

△境内がきれいに整備されている。木彫りの人形が置いてあったり、クマガイソウやエビネが植えられていたり。地域の人々が大切にしている神社なんだと言うことがよく分かる。山野草を見つけながら、明るい杉木立の中を散策するのは気持ちがよかった。

ここは「堀越」。田村麻呂を道案内した村人が堀を飛ぶように早く移動(越えた)したことから、この地名がついたということ。

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