天気はいいけど風が強くて冷たい、船岡へ用足しのついでに大きなイチョウの木が見たくなって…
雨乞のイチョウ、柴田町の愛宕山中腹にある
昔、人々が雨乞いの祈りを捧げた、イチョウの根元付近の湧き水は一度も枯れたことがないらしい
推定樹齢650年、樹高31m、幹回11m、雄株、国指定の天然記念物
近くでユズの加工品を販売してるおじさんが「最近やっと色づいてきたばっかり…」と教えてくれた
愛宕山の麓からでも「あぁ、あの木だ!」と分かるくらい大きい! 近づいて見上げるとその幹の太さに驚く!
黄葉し始めた葉っぱがお日さまにキラキラ輝いてる、風が強いからてっぺんあたりの枝がゴーゴーと唸りながら揺れてる
イチョウの木があんまり大きすぎて、カメラを最小モードにしても画面に入りきらない…
ハラハラと葉っぱが散り始めて、今が一番きれいなとき…
こんなに大きな乳柱を初めて見たような気がする、16本もある中で、最大のものは長さ4m直径50cmくらいに発達しているということ
この木に母乳がよく出るようにと願掛けすると御利益があるとか
「雨乞のユズ」という石柱が立っていた
昔は福島の信夫山が「ユズの北限」と言われていたらしいが、最近はもっと北の方でも栽培可なんだ…
イチョウの木のまわりはきれいに整備されてて、石のテーブルや椅子が置かれてる
陽ざしが暖かい、時間を忘れて大きなイチョウの木を見上げる
木々の合間から遠くに槻木の街並みや阿武隈川、船岡の街も見渡せる
イチョウの木のゴツゴツした太い幹に触れると意外と温かくて… なんか不思議なパワーを分けてもらったような気分…
山々はすっかり黄土~茶色に染まって、秋深し…