久遠の絃

-くおんのいと-
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月の撮り方

2008年03月21日 23時24分16秒 | 雑記
おもわず綺麗な月が撮れてしまったので今回の撮り方を書いてみます。
まず始めに撮ったのがこちら

まぁ、なんか当たり前というか何というか。うちのフォルダの中にもよくある中身が飛んでる月ですね。
IXY DIGITAL 10で撮ってるわけですがシャッタースピードを選ぶことも出来ないんでこんなもんですね。
あ ちなみにどのカメラを使えとか、このカメラじゃなきゃ撮れないとかそんなことは言いません。上記のカメラも自慢するほどのものでもなくその辺の電気屋でも売ってるものです。

さて本題に入ります。
満月の夜の月明かりが照らす街を思い出してください。あの淡いライトです。
普段は夜の闇に消えてしまっている家の形、道の形、伸びていく影。昼間には見えなくて、星明かりでは暗すぎる景色。
しっとりと肌に落ちるような柔らかな月の光です。

あまりにも月の光は弱いのです。それはもう夜をうっすらと照らすほどしかありません。だからカメラもそれにあわせてシャッターをしっかり開けて弱い光を取り込もうと必死になっています。
でもしっかり開けたシャッターに差し込む光は意外と強くて、月の中身が真っ白になってしまいます。
(この辺の理屈は専門家の人にでも聞いてください。ぼくは露出だのシャッタースピードだのとは無縁のところで撮ってますから)

さて、そんなわけで本題です。ポイントです。これが肝です。肝臓です。フグで肝試しです(あたりが当たり)(なんだこりゃ!

撮るときには三脚なんかを使うのが一番いいんですが、無かったらベランダの手すりとか車の屋根の上とか比較的平らでしっかりとカメラが置ける場所を探してください。
手で持ってるとどうしてもブレが出ますので、必ずどこか気持ちだけでも固定してみてください。
で、本当のポイントは・・・

フラッシュです。(奇面組は出てきません。今のお子様わかんないだろうなw)

カメラの設定を常時発光モードあたりにしてください。会社によって違うかも知れませんが、雷撃マークあたりがそれです。
んで、ピントを遠景モードに設定です。チューリップマーク(マクロモード)の反対側、山マークというか遠くを撮るモードです。
あとはズームが効く限りがんばります。デジタルズームを酷使してもかまいません。いや、デジタルズームじゃないと大きくはならないかも。
ブレないようにしっかりとカメラを固定して後はシャッターを押すだけです。
もし押したときにぶれるような場合はセルフタイマーでじっくり待ってください。あの時限爆弾マークがそれです。

そうすればたぶんこんな写真が撮れます。
細かいことを言えばISO感度なんかも大切かも知れませんが、とりあえずISO100ぐらいでも問題ありません。無駄に感度を上げてもノイズばっかりでおもしろくありません。
フラッシュによる月撮影はなんだか裏技みたいなものですね。もしかすると機種依存しかねないものかもしれません。

要はカメラを固定してフラッシュを使うことです。まぁ、こんな撮り方もあるんだということです。
ちなみに昼間空に浮いてる月は簡単に捕らえられて気持ちのいい写真が出来上がります。

とにかくだまされたと思ってやってみてください。でもだまされたからと言って石は投げないでくださいね(石
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2008年03月21日 22時27分39秒 | 久遠
昇りはじめの月はとても大きい
まるで空にスポットライトを当てたように
安っぽい像を結ぶ月の光 ただそれにとてつもなく心奪われて

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