レーニン廟の隣には歴代の首相や有名な人々の胸像とお墓があります。スターリン、アンドロポプ、ブレジネフ、ススロフ、カリーニン、ゴーリキー、ガガーリン、そして日本の片山潜もその中に入っているそうです。国際共産主義運動家の片山潜は1933年11月モスクワで死去し手厚くクレムリンの壁に葬られたのです。
モスクワの象徴”赤の広場”です。古代スラブ語では赤は美しいと言う意味だそう。数々の歴史の舞台になり残酷な刑の執行、ソ連時代の革命記念日には盛大なパレードが繰り広げられた遥か遠い国、テレビの画面の中の事と考えていましたが、ついに自分が其処に立ち、本当に不思議な感じ、夢を見ているようでした。大きな声で叫びたい…平和に感謝!
扉にポスターが貼ってあった。オペラかコンサートかと眺めていたら、後ろのスカーフを被った中年のおばさんが、「今夜私はここで歌います」と英語で話し掛けてきた。「あなたは歌手なの?」「Yes,Yes」 ごく普通のおばさんでした。
このツアーにはオプショナルでバレー、白鳥の湖があったのですが、インターネットにやっと一件かかり、ガイドブックには載っていないような劇場だったのでパスした。折角ロシアで観るのですからマリインスキー劇場とかボリショイ劇場で観たい。情けない思いはしたくない。旅行会社もこれからは、何でもいいツアー客は少なくなってきている事を理解して、欲しい…。芸術にまで発展しているロシアのサーカスを観たかったなあ。
このツアーにはオプショナルでバレー、白鳥の湖があったのですが、インターネットにやっと一件かかり、ガイドブックには載っていないような劇場だったのでパスした。折角ロシアで観るのですからマリインスキー劇場とかボリショイ劇場で観たい。情けない思いはしたくない。旅行会社もこれからは、何でもいいツアー客は少なくなってきている事を理解して、欲しい…。芸術にまで発展しているロシアのサーカスを観たかったなあ。
クレムリンの中心に立つ大聖堂。15世紀から10月革命まで歴代の皇帝の戴冠式が行われていました。聖堂内は1000人に及ぶ修道僧の残したイコンがあり天井、円柱に描かれた聖人や殉教者達のイコンは素晴らしいそうです。残念ながらツアーでは内部見学はなかった。15世紀、当時モスクワのライバルだった古都ウラジミールのウスペンスキー大聖堂を模して造られたと言う。
18世紀に建てられロシア・クラシック様式の典型と言うのですが、あまり凝っていない、おとなしい感じの建物です。かつてはレーニンが居住していましたが彼は3階の小さな部屋でつつましく生活をしていたそうです。現在はメドーベージェフ大統領の執務室がある所です。