ひだまりーん

むだばなし。

いいわけ。

2005年05月09日 | 子ども
虐待について初めて関心を持ったのは
10年ほど前だ。
最近は社会全体が随分と感心をもって
見ているようなので、いいことなのだが、
母としては、やりにくい部分もある。

少し前の出来事だ。
ある朝、起きてふと上の子どもを見ると
首にゴムが巻き付いているではないか!!
何よ、これっ!
上の子どもは寝る前に私の髪の毛を縛るゴムを
触って遊んでいた。
何を考えたのか、そのまま
首に巻いて寝てしまったらしい。
首のくびれにちょうどはまって
見えにくかったので気づかなかったのだ。
驚いて、慌てて外した。
案の定、赤い線が首に一周付いている。
紐で首を絞めたように思われてしまう。
あーあ、これじゃあ虐待だと思われちゃうよ。

園に行くと、担任の先生が
不審そうに見ているのが判った。
やっぱり・・・。
「先生、実は昨日の夜・・・」
そして最後に私はこう言った。
「虐待ではありません!」
必死でいいわけをした。