お祭りが終わった。
前の日の夜はなんだかよく眠れず、「集合場所を間違えて遅刻したーーー!!」という夢を見たりした。
本当に最初は1人で笛を吹くことになっていたが自信がなくて心配なので笛を吹ける方にお願いして一緒に吹いてもらった。
張り切って吹いたため、すぐに疲れて音が出なくなった。
高音部分になると「スカッ、スカッ」と全く音が出なくなった。
一生懸命吹いても音が全然出なかった。
側にいた先生が気づいてくれ、締め太鼓の方と代わらせてくれた。
締め太鼓も遅れないように叩こうとするため、眉間に皺の寄った全然楽しくない顔で叩いていた。
締め太鼓の練習もしておいてよかった。
なんの役にも立たないところだった。
休憩ごとに役割を代わりながらお祭りを盛り上げる。
3時間演奏した。
笛の担当は3人しかおらず、途中で先生方は次の準備があるために抜けたりしたので本当に1人で吹かなくてはならない時間もあった。
辛くてもやめられないので頑張って吹いた。
最後は二手に分かれたので本当に1人になって笛を吹いた。
終わりが分からず、吹くのをやめたらまだだと言われ、再び吹き始めたりし、初めてで分からないことも多かった。
先生方は何時間でも笛を吹けるし、いろいろなことができる。
私は疲れ果てた。
帰りは足も痛くて泣きそうだった。
いろんなことができるようになるには長い時間が必要だ。
今回は大変よい経験になった。