ひだまりーん

むだばなし。

餞別。

2024年03月11日 | 私。
2月の上旬に検査は全て終わり、執刀医との面談も終わった。
執刀医はA4の紙1枚に病気の説明や手術の方法などを詳しく書いたものを用意してくれた。
入院計画書も作って渡してくれた。
病気のことや今後の予定が本当によく分かり、安心した。
手術の日も2月29日と決まった。
前日から入院をして準備をするとのことだった。
 
とにかく健康に気をつけていようと思っていた矢先、ひどい風邪を引いた。
鼻水、咳がひどくて、耳鼻科に3回も通った。
なんとか治り、いよいよ職場をお休みする日がやって来た。
 
職場の人は次々にお餞別をくれた。
私はお休みをいただく方なのにこんなにいただいて申し訳ない気持ちだった。
みんなとにかく病気を治して来てくださいと言ってくれた。
本当にありがたいことだった。
 
 


 
 
 
 

癌封じのお守り。

2024年03月10日 | 私。
人間ドックで病気が見つかり、検査や手術が必要になった。
仕事を休むことも決定的になった。
職場の人たちには、全てを話してお休みをいただこうと思った。
 
所属長には先に話をした。
 
次の日、会議があったので少し時間をもらって
人間ドックで病気が見つかり、肺癌の可能性があること、
検査や手術が必要になったので休みをもらいたいことなどを話した。
職場は静まり返り、泣きだす人、静かに目を閉じる人などなど。
みんなをびっくりさせてしまった。
みんな快く「病気を治してください」と言って休みをくれた。
ありがたいと思った。
 
数日後、職場の人が有名な神社の癌封じのお守りをくれた。
思いやりが嬉しくて泣けた。
 
そのまた数日後、職場の人が先日と同じ神社の癌封じのお守りをくれた。
わざわざ行ってくれたんだと思うと嬉しくて泣けた。
 
次の週になってからは、九州に旅行に行ったと話していた職場の人からも癌封じのお守りをもらった。
あっという間に癌封じのお守りが3つになった。
ありがたい。
 
私もこういう優しさを持った人になりたい。
次に誰かに何かあったら私も同じようにしてあげようと思ったのだった。
 
 






 




 
 
 
 

大きな病院へ。

2024年03月09日 | 私。
大きな病院での初めての診察の日は、まず神社にお参りに行ってから、病院に行った。
御神木からも御神気を授かった。
 
 
担当の医師は女性だった。
最初に「びっくりしたでしょう?」と声をかけてくださった。
その後、
「土いじりをすることはある?」
「動物を飼っている?」
などと質問された。
それから既往歴なども聞かれた。
 
今の可能性としては
肺癌【転移なし】か抗酸菌感染症のどちらかだと言われた。
抗酸菌感染症だったとしても広がる可能性があるので切除した方がいい、
どちらなのかは切除して検査してみないと分からないとのことだった。
どちらにしても切除しましょう、2月か3月に手術しましょうとのことだった。
 
今後検査が必要だということでその場で検査の予約を取ってくれた。
呼吸機能検査、CT検査、PETCT検査だった。
執刀医は外科の医師になるということで執刀医とも会う必要があるとのことだった。
 
今日は時間があるかと尋ねられ、時間があると答えると
レントゲンなどいくつか検査を入れてくれた。
 
癌じゃない可能性もあるのだとわかると希望が持てた。
帰ってから子ども達にも話をした。
 
 


 
 
 
 

本当の絶望。

2024年03月08日 | 私。
1週間後、検査結果を聞きに行った。
 
診察室に入ってすぐに机の上の紙に「肺癌」と書かれているのを目にした。
がっかりした。
結果を聞いても同じだった。
 
私の肺の中には2つ気になるものができていて
明らかにわかるもの【分葉】→「肺癌を否定できない」
キラキラひかるガラスのようなもの→「高分化腺癌の可能性」
ということだった。
CTの画像を携帯電話のカメラで写真を撮らせてもらった。
病名は医師が紙に書いてくれた。
 
そして「うちの病院ではここまでが限界なので、紹介状を書きますので
大きい病院に行ってください。」と言われた。
病院は2カ所紹介され、その中には私が紹介してもらいたい病院があったので
迷わずそちらを選んで紹介状を書いてもらった。
 
目の前が真っ白だか真っ暗だかになった。
紹介状を持つ手が震えた。
 
なんでなんでなんでなんでなんで
 
その夜、子ども達に説明した。
「こんなに身体に気をつけているんだから癌じゃないと思う」
と言ってくれていたので、子ども達もがっかりしていた。
 
本当の絶望とはこういうことだと思った。
 
急に景色が変わった。
未来のことが考えられなくなった。
 
 
 


 
 
 
 

最初の検査。

2024年03月07日 | 私。
人間ドックで肺結節の診断を受けて
2024年1月4日に近所の病院に行き、CTの検査を受けた。
医師はCT画像が出来上がると私をすぐに診察室に呼んでくれ、一緒に画像を見せてくれた。
肺には明らかに何かができていた。
大きさは1.3cmと言われた。
 
これには私は本当にがっかりした。
素人の私でも確認できたのだ。
 
もう1人、外部の医師が確認するまではっきりしたことは言えないと言われた。
検査の結果は1週間後に出るのでまたその時に来てくださいと言われた。
 
とにかく1週間が長い。
結果が出るまでが長い。
毎日暗い気持ちで過ごし、笑えなかった。
 
 
ここで初めて子ども達にも話した。
子ども達は絶句。
家の中が急に暗くなった。
 
 
 


 
 
 
 

人間ドックの結果2023。

2024年03月06日 | 私。
2023年の年末、忘年会を終えて楽しい気分で帰宅した。
郵便で届いていた人間ドックの結果を目にして凍りついた。
レントゲンの結果のところに
結節影:左下肺野
と書かれていた。
昨年は何もなかったのに。
 
慌ててインターネットで検索してみると「肺がん」とヒットした。
さらに凍りついた。
 
散々迷った挙句、年末の休みに入ってから近所の病院に連絡して現状を話し、検査の予約を入れた。
年末だったため、年明けでないと検査ができなかった。
そのため私は悲しく、暗い年末を過ごした。
 
整体院の先生に相談したところ、まだ悪いものと決まったわけではないと言われ、
少しは気が楽になった。
 
子ども達には話せなかった。
 
 


 
 
 
 

いい加減な私。

2024年03月05日 | 子ども
夕飯は何がいいかと子どもに聞いたらボロネーゼと言われたのに
すっかりジャージャー麺と勘違いしていた。
 
ジャージャー麺の仕上げにきゅうりを乗せたが面倒くさいので適当に乗せた。
本当にいい加減な私。