第26代継体天皇の第2皇子が都に行くまで過ごされたとされる宮跡。都に上り、後に第28代宣化天皇になられました。ちなみに、第1皇子は第27代安カ天皇、第3皇子は第29代欽明天皇になられています。
いい伝えによれば、古代の継体天皇の宮居の跡といわれ、中世になっては足利将軍義満の次男義嗣が上杉禅秀の乱@1416に連座して殺され、その子嗣俊がこの地に住み、鞍谷氏と称し3代栄えたという。最近の説では、斯波義俊の館跡といわれる。義俊は、応仁の乱の原因にもなった斯波家家督相続争いの斯波義廉の子息で、朝倉氏によって名目上の守護として越前に迎えられ、はじめ一乗谷に存在したが1486にはこの地に移っている。子孫は代々鞍谷氏を称し朝倉氏と婚姻関係を結びながら居住し、朝倉氏滅亡後は小丸城を築城した佐々成政と臣従関係をむすんでいった、とある。
春日大娘皇女
24代仁賢天皇449-498 ┣-
┣ 第25代武烈天皇(小泊瀬稚鷦鷯尊)489-507 大臣:平群真鳥
┣ 春日山田皇女 堅塩姫(石川渡来系豪族)
┣ 手白香皇女 ┣ 大兄皇子(第31代用明天皇)
春日大娘皇女 ┃ ┣ 磐隈皇女,臘嘴鳥皇子,額田部皇女,椀子皇女
┃ ┣ 大宅皇女,石上部皇子,山背皇子,大伴皇女
┃ ┣ 桜井皇子,肩野皇女,橘本稚皇子,舎人皇女
蘇我石川宿禰 ┃ ┣ 豊御食炊屋姫(推古天皇)
┗木満致 ┣第29代欽明天皇 509-571 ┣菟道貝鮹皇女
┗韓子 ┃ ┣32代崇峻天皇 ┣八田大兄皇子┣竹田皇子
┗高麗 ┗┓ ┣茨城皇子 ┣第30代敏達天皇
┗稲目 ┃ ┣穴穂部間人皇女┣笠縫皇女 ┣ 押坂彦人大兄皇子
┣堅塩姫 ┃ ┃┃ ┃ 広姫(息長真手王・娘)
┣小姉君 ┃ ┃┃刀自古郎女 ┃-623
┣巨勢麻呂┃ ┃┃┣山背大兄王┃595-643
┗馬子 ┃ ┃┃┣財王 ┃
当麻倉首比里古┃ ┃┣厩戸皇子 ┃574-622
┗━━━━┃━┃┃伊比古郎女 ┃
┃ ┃┃┣麻呂子王 ┃
┃ ┃用明天皇 ┗━┃┓
┃ ┣穴穂部皇子 ┃┣□-□-当麻公広嶋・当麻公広麻呂
┃ ┣宅部皇子 ┃舎人皇女
┃ 小姉君(物部系) ┃
┃ ┃
┃倭媛(三尾君堅楲) ┃
┃┣赤姫皇女 ┃
┃┣椀子皇子(三国氏祖┃
振姫 ┃┣耳皇子 橘仲皇女 ┃(仁顕天皇娘)
┣第26代継体天皇 ┣石姫皇女
┃ (450-531) ┣小石姫皇女(欽明妃)
┃ ┃ ┣倉稚綾姫皇女(欽明妃)━石上皇子
┃ ┃ ┣上殖葉皇子
┃ ┣神前皇女 ┃ ┏日影皇女(欽明妃)━倉皇子
┏迂斯王 ┣第28代檜隈高田皇子(宣化天皇)467-539
┏□ ┣第27代勾大兄皇子(安閑天皇)466-536
┏大郎子 目子媛(尾張連草香の女) ┃┃┃┃
┣伊自牟良君 ┃┃┃春日山田皇女(仁賢天皇皇女)
美美濃美濃豪族娘(息長氏系) ┃┃紗手媛(許勢男人大臣の女)
┃香香有媛(紗手媛の妹)
宅媛(物部木蓮子大連の女)
┗┳ 長良━┳ 高子(清和后、陽成母)
┃802-856 ┗ 元名 ━ 文範 ┳━━為雅
┃ ┃ ┣━娘
┃ ┃ ┏女 ┣
┃ ┃ ┃ 義懐(紫式部・姉を愛人とする)
┃ ┃倫寧┃
┃ ┃ ┣╋女(蜻蛉日記著者936-995)
┃ ┃女 ┃ ┣━道綱
┃ ┃ ┃ 藤原兼家
┃ ┃ ┣女
┃ ┃ ┃┣━女(更科日記著者)
┃ ┃ ┃菅原孝標
┃ ┃ ┗━━理能
┃ ┃ ┣
┃ ┃ 清原元輔┳女
┃ ┃三十六歌仙┗清少納言(枕草子著者966-1025)
┃ ┃ ┣橘則長982-1034
┃ ┃ 橘則光965-? (師貞皇太子乳兄弟)
┃ ┗為信┳康円
┃ ┃ 関白・藤原道兼の次男・兼隆985-1053
┃ ┗娘 宣孝?-1001(筑前国司、山城国司) ┣
┣ 藤原良門?-? ┣━┳娘 ┣賢子999-1082大弐三位:彰子(上東門院)に女房として出仕
┃ ┣藤原利基?-? ┃ ┣紫式部(源氏物語著者970-1010) ┣高階為家1038-1106
┃ ┃ ┗藤原兼輔:36歌仙 ┃ ┣惟規974-1011 東宮権大進・高階成章990-1058
┃ ┃ 877-933┗藤原雅正 ┃ ┗息子(死産)
┃ ┃ 歌人┗━┳為時949-1029:主君は 冷泉天皇→円融天皇→花山天皇→一条天皇→三条天皇→後一条天皇
┃ ┃ ┣女(紫式部兄妹の面倒を見た御方)
┃ ┃ ┣為長:943-986勅撰歌人 東北赴任
┃ ┃ ┃ ┣藤原通経
┃ ┃ ┃筑前守忠幹女---未亡人となり紫式部と暮らす
┃ ┗藤原高藤(勸修寺内大臣) ┣為頼939-998:主君は円融→花山天皇→一条天皇
┃ ┗藤原定方 ┳ 娘 ┃
┃ 三条右大臣 ┃ ┣伊祐
┃ ┃ 上毛野公房女
┃ ┣朝頼-勘解由長官
┃ ┃ ┗為輔(甘露寺中納言)
┃ ┃ ┗宣孝(山城国司 紫式部と結婚)
┃ ┗朝忠━穆子
┃ 36歌仙 ┃
┃ ┣倫子
┃ 源雅信 ┣
┃ 藤原道長