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幕末105 1966年新撰組による寺田屋包囲

2013年09月27日 | 幕末

 坂本龍馬が新撰組に襲われてやっとの思いで寺田屋を脱出したのが1966年初頭である。そのときに手助けをしたことで有名になった人物がお龍と呼ばれる医者・楢崎の長女である。父は安政の大獄で捕らえられて獄死しており、貧窮にあえぐ一家を支えるためにお龍は旅館・扇岩で働いた。 間もなく旅館を辞めて尊皇攘夷派の賂いとなるが、この天誅組(公卿・中山忠光を大将とする志士集団であるが、幕府の追討を受けて壊滅する)が幕府の追討を受けると、各地を放浪するようになり、坂本龍馬と出会うこととなる。そして龍馬の愛人となり、寺田屋に奉公することとなった。1866年、薩長同盟成立前に、新撰組(反幕勢力の弾圧活動を行う)によって寺田屋が包囲され、このときお龍は風呂に入っていたにもかかわらず、飛び出して龍馬に危機を知らせて救った事件が有名である。その寺田屋事件直後に龍馬はお龍と結婚し、小松帯刀の誘いで温泉旅行を楽しんでいる。

ここ伏見の寺田屋は安政の大獄時の志士密会所であった

  

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