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新・平家物語 第64話 最終話 

2013年01月13日 | 平家物語

 「祗園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 娑羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす 奢れる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし 猛き者も遂には亡びぬ 偏に風の前の塵に同じ」 吉川英治の新・平家物語全16巻をそれぞれ4分割すれば、平家物語解説64章ができあがります。それぞれの章に関わる地を訪れ始めて以来6年が経過し、その集大成として64話をアップしてきましたが、下関や平泉を訪問していないだけに消化不良の感がありますので、今後はこれを補うべく各地をさまよい、次回の紹介では128話まで充実できれば幸いです。吉川英治氏は自分を阿部麻鳥、妻を蓬という架空の人物に写して、この時代に登場させながら描きました。阿部麻鳥は崇徳天皇御所の水守、蓬は近衛天皇中宮・藤原呈子の雑仕女・常盤御前の乳母です。常盤御前の乳母として牛若がまだ生まれる前から仕え、牛若の父・義朝が家臣の裏切りで討たれた後、乳飲み子の牛若らを連れていばらを彷徨う時代を知る女です。結婚したこの二人が見た揺れ動く時代、平和など無縁な時代を史実を元に客観的に描いたのですが、義経が兄・頼朝に追われて能登を経由して平泉へ逃げてから自刃するまでの物語と、各地に落ち延びた平家の末裔を想像させるような物語についてはほとんど記載がないためか、少々物足りなさを感じます。というわけで、私解説128話にて補足を加えつつ・・・などと思いを巡らせながら、64話を最終話にしたいと思います。完

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