よく眠れた朝は清々しいですね。
このベッド、持って帰りたいくらいです。(本音)
さて。
少々勿体ないですが早めにチェックアウトし、奈良を離れます。
北陸道が土砂崩れの為、国道八号線が混雑必至ですからね。
更にUターンラッシュも予想できましたし、違った道を選ぶしかありませんでした。
※この時の判断を後から激しく後悔します
ということで、向かった先は岐阜。
朝早いからか、名神は比較的空いていたように思います。
その後東海環状自動車道へ移り、
初めて降り立った大野神戸インターから直ぐのところにある道の駅 パレットピアおおので買い物することにしました。
新しくてとても広いですね。
芝生も美しく、とても気持ちの良い施設でした。
柿が有名なので、それにちなんだ商品が多く、私も柿バターを購入。
※これが美味かった❤
その他にも野菜やこんにゃくなど買い込みました。
そろそろお腹が空いてきたので、主人が気になっていたお店へ向かいます。
お昼まで待とうと思っていましたが、なんとモーニング営業されているとのことで、急いで入店。
(10時半まで)
とても綺麗で快適な店内でした。
とても綺麗で快適な店内でした。
モーニングから2つチョイスし、主人のホットミルクを少し頂く。
うぉ!😳おいしぃー!
まず香りが良いです。
味もほんのり甘く、とても良質な牛乳でしたね。
期待大。
さてさて、やってきました!
ゴージャスなセットが。
そういえば名古屋同様、岐阜もモーニングが有名でした。
カスクルートモーニング/¥1030
このボリュームでこの✨お値段✨
まことに素晴らしいです。
基本ジビエを扱うお店でして、鹿や猪をつかったシャルキュトリーがたくさん売られています。
※豚もあります
近隣の山では野生の鹿や猪が増えすぎているようですね。
どこも同じなのかな。
私はジビエモーニング/¥650を。
結論としてどれも美味しい。
パンも卵もサラダも、もちろんソーセージも。
近くにあったら間違いなく週2で通いますね。
すごく良いお店を引き当てたなと思います。(えらいぞ主人)
すごく良いお店を引き当てたなと思います。(えらいぞ主人)
大満足の朝ごはんでお腹が満たされ、そろそろ本格的に帰路につかなくては……と先を急ぎます。
といいつつも、道の駅に立ち寄ったりするんですよねぇ。
道の駅 うすずみ桜の里
道の駅自体は小さめですが、近くに立派な温泉館(ホテル)や森林散策コースなどが存在し、とても居心地の良い場所でした。
この辺りは鮎のお店も多いので、今の時期、どこも混雑するようです。
今回は道の駅限定の辛いこんにゃくを買うだけに留めました。
さて、いよいよ😥後悔の選択が近付いてきましたよ。
この辺りは鮎のお店も多いので、今の時期、どこも混雑するようです。
今回は道の駅限定の辛いこんにゃくを買うだけに留めました。
さて、いよいよ😥後悔の選択が近付いてきましたよ。
岐阜県本巣市から福井県大野への国道157号線。
この道を選択した私は愚かでした。
普段ならもう少し下調べするのですが、朝、ホテルでグーグルマップを見ながら『あ、ここ抜けたら早いやん!それも抜けた先は大野だし、美味しい和菓子と珈琲買って帰ろ!』と気楽に考えていたんです。
うすずみ桜の里から先、小さな集落を抜けるまでは問題なく、しかし集落が終わる辺りに『この先大型車転回不可』の看板が3つも4つも掲げられていました。
「七メートルの大型車」と具体的な大きさを指定されていたので、なるほどトラックとかは無理なんだろうなと安易に納得。
お馬鹿な私はそれほど深く考えず、その道へと足を踏み入れてしまったのです。
正直、狭い道の運転は慣れてました。利賀から八尾へ抜ける道も経験済ですし、普段からあちらこちら走ってますから。
でもここはたった数分で「あれ、なんかヤバいかも」と感じさせてくれる山道でした。
いえ……しっかり国道なんですよ?
それも100番台。
これが400番台なら主人が早々に選択肢から外してくれたことでしょう。
ざっくりいいますと………
左はゴツゴツした山肌。
右は深さ100mほどある崖。
下には岩がたくさんの美しい渓流(根尾西谷川)。
落石注意の看板多数。
道幅はエクストレイル+α。
これが一方通行の道なら問題ありません。
しかし残念なことに福井からの対向車がやってくるんですよね。笑
もちろん退避場所はちらほらあります。
とても狭いですけど。
今回も一度、対向車(SUV)の方にバックしてもらいました。
カーブの道でそれも片側は崖。
😨もう緊張しかありません。
肝心の所にガードレールがないのもまた、恐ろしい事実です。
たった5キロちょいの道を冷や汗かきながら走ったのは生まれて初めてかもしれません。
途中、根尾堰堤といういい感じの待避所があったので、そこでヒトヤスミすることにしました。
果たしてこんな道が、大野までどのくらい続くんだろう。
不安になりつつも、今更戻るのも怖いという考えが頭を過ぎります。
すると大きなハイエース?に乗った五十代くらいの男性が同じ場所に停車し、川の写真を撮り始めました。
主人が早速、その方に話しかけます。
※私は車の中でぐったり。
確か関東ナンバーだったと思いますが、もしかするとこの道に詳しいかもしれないという期待があったんでしょうね。
車に戻ってきた主人は複雑な表情でした。
「どしたん?どやった?」
とせっつくように聞けば、
「うーん、考えものやな」
と曖昧な返事。
「なにを?」
「進むかどうかを……」
「え?」
「ここ、日本で二番目の酷道やとさ。」(苦笑)
※諸説あります
国道
酷道
酷道
酷道かよ…………
それも日本で一桁の……
知ってたらチョイスしなかったわ!
😌おかげでこの先の進路を迷うことはありませんでした。
グーグルマップを見ればあらかたの残距離(50km)はわかりますし、その男性は「まだまだ細い道が続くよぉ」とニコニコしながらおっしゃっていたので……。
実は彼も初めて訪れたとのこと。
あのどでかいハイエースで。
しかし酷道マニアという種族はそんなこと関係ありませんし、それ相応の覚悟で来ています。←言い過ぎ
私達はもちろん違います。
安心安全に自宅へ帰ることをモットーとしています。
ガソリンの残量と照らし合わせても、この先アップダウン、グネグネ道を通ることはリスクが大きすぎる。
そして何よりも精神的な負担が重すぎます。
「戻るわ。」
あの道をまたか………と少し尻込みしましたが、一度通った道です。
慎重に進めば問題ありません。
大きな落石さえなければ、退避場所もわかってるし……大丈夫。
そう自分を励ましながら、車を回転させました。
今考えても本当に英断だったと思います。
その後やはり対向車が来て、今度は私がバック。
後ろには2台も車が続いてます。
※みんな勇気あるね
ミスは許されません。
何故か退避場所に女の子が車を停め、外で屈んでいた為、ちょっとばかし苦戦しましたが……なんとか。
集落へ続く赤い橋に戻ってきた時には、心底安堵しました。
これは後から知った話です。
今月頭、私達が通った場所で転落死亡事故がありました。
雨の日だったそうです。
岐阜県側から私がUターンを決意したあの短い区間は一番の難所だと。
そして大きな土砂崩れにより、七年もの間通行止めだったことも知りました。
国道157号線……まさしく酷道の名に相応しい道路です。
気を取り直し、再度帰路へ。
とはいえ、イヤな汗をかいたので少し休憩が必要です。
ありがたいことに道の駅織部の里もとすで美味しそうなソフトクリームを発見しました。
柿ってほんと万能。
メチャウマ!
織部展示館で、涼し気な織田信長様のお顔も見れたし、少し元気になりました。
もちろん一番楽な道は東海北陸道です。しかしながら私は、あのダラダラと続くトンネルがすごーく苦手なので、結局下の道を通ることに。
途中富山にはないミニストップでマンゴーパフェをゲットし糖分追加。
これまたおいしかったー!
休憩をはさみつつ、のらりくらりの安全運転。
トータル5時間かけて富山に帰ることが出来ました。
にしても今回のことはいい勉強になりましたね。
二度とあの道には足を踏み入れないと思いますが、心のどこかでチャレンジしてみたい気持ちも僅かながらあります。
十年若ければ………いやいや……😒
あまりにもリスクが大きすぎるので、実行することはないでしょう。
あの酷道は事故を起こしたら本当に大変だと思います。
もう少し広ければ……便利な道なんですけどね。
ということで、一番の思い出は『酷道157号線』となりました。
どーなるのかハラハラしながら読ませて貰いました。
本当にお疲れさまでした。
ちなみに気になって調べてみたら、
通られた酷道、ランキング4位になってました(笑)
ご心配おかけしました。
のほほんとした旅ブログだったのに、何故こんなことに。
酷道険道は昔から興味があったんですが、流石に一桁ランキングにぶち当たったのは初めてでした。
ランキング的に言えば「国道418号線」は廃道となったため、157号は三位かなぁとおもいます。
まあ人によれば157が一番ヤバイとおっしゃいます。
長らく「通行止め」だったからかな?
高知の国(酷)道も一度通ってみたいですが、時間かかるんですよね。
和歌山〜三重はなんとなく嫌かも………。
日本は本当にたくさんの道路があって、面白いです。
オススメはしませんが😌