余命宣告その①
今回からしばらくは、
私に出された余命宣告と、
それに関するシリーズになります。
座れ歌や見た夢なども交えながら軽く、
ときに楽しく書いていきますので
どうかおつきあいくださいませ。
今年の4月なかば、医師から
「大腸S状結腸癌ステージ4で、
リンパ節に転移しているために
手術は出来ません」と告げられました。
それを聞いたわたしの第一声は
「このままにしておくとどうなりますか」
でした。
前から癌にかかったら(ことに末期だったら)
手術や治療をするつもりは全くなかったのです。
医師は驚いた顔をして、
取りうる措置や経過について
詳しく説明をしてくれました。
抗がん剤を使えば
副作用に耐えながら数年を生き、
抗がん剤を使わなければ
緩和ケアをうけながら余命半年ほど。
わたしは後者を選択しました。
そして即座に
緩和ケアの手配を頼んだのでした。
癌のよいところは、
必ず死ねるので先の予定がたつことなのですが、
さすがに私のように、ここまで
あっけらかんとしてるケースは珍しいようで、
医師をとても驚かせてしまいました。(笑)
そして宣告から半年が過ぎ、
今、何とかこのブログを書いてます。
余命というのはどれくらい確かなものなのか。
宣告通りのこともあれば、
それより長く生きるケースもある。
わたしに近々急変があるのかないのか、
もうしばらくは生きるのかどうか、
なってみないとわからない♪、
というのが現状です。
余命宣告②に続く
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