マリの朗読と作詞作曲

古典や小説などの朗読と自作曲を紹介するブログです。
写真やイラストはフリー素材を拝借しています。

おいてけ堀(田中貢太郎)

2021年12月29日 | 小説の朗読

 

 

暮れもだいぶ押し詰まってきましたが、

ここらで息抜きに

ちょっと面白い怪談はいかがでしょう。

 

本所の七不思議の一つ「おいてけ堀」の話。

その池で魚を釣って帰ろうとすると、

「おいてけ、おいてけ」という声が・・・

 

https://youtu.be/07y6yvDJP6E

 

 

田中貢太郎(1880年~1941年)は

高知生まれの小説家、随筆家。

 

 

 

     

 

 

 


「アドリアーノの窓」に作詞

2021年12月25日 | 作詞のみ

 

時限掲載

 

「アドリアーノの窓」は

ジブリアニメ「紅の豚」の中の曲。

10年くらい前に私が勝手に詞をつけた。

 

 「紅の豚」や作詞の経緯はこちら 

 → 「紅の豚」と作詞作曲事始め

 

作詞に使った楽譜はドレミ出版の

「ピアノソロ 紅の豚 イメージアルバム

 久石譲作曲、青山しおり編著 1992年」

 

 

演奏や歌をアップすることはなく、

歌詞だけの掲載です。

「紅の豚」の曲への作詞も

これが最後です。

 

 

               

 

「アドリアーノの窓」は、

聞いていると

目の前に青い大空が広がってくるような

それはそれは美しい曲。

ホテルアドリアーノの女主人は

アドリア海のマドンナ、マダム・ジーナ。

 

楽譜はピアノ向きのアレンジなので、

音域が2オクターブだったり、

歌には向かないメロディーラインも

一部あったりする。

そのため、歌詞をつけても

歌として成り立つかどうかビミョーだが、

若い頃の感動の記念として

作詞を掲載する。

 

 

 

 

 

アドリアーノの窓  詞MARI

A 波音は 子守歌 遠く近く

寄せては返し まどろみ誘う

大空の旅人が 繋ぐ飛行艇(ふね)は

出会いも別れも 過ぎ行くままに

 

B テラスに立てば 水平線が呼んでいる

あなただけの行き先 誰も知らぬ

海辺のホテル アドリアーノ m・・・・

 

C 軽やかこずえから 飛び立つ鳥

翼を光らせ 風に乗る

行く飛行艇(ふね)は 遠ざかる 響き残し

飛行機雲 鮮やかに ひとすじ

 

D バーに集ってた 空が命の男たち

意地と面子がグラス越し 火花散らす

海辺のホテル アドリアーノ  m・・・・

 

A 大空の旅人が 繋ぐ飛行艇(ふね)は

出会いも別れも 過ぎ行くままに

 

 

 


「ダボハゼ」に作詞

2021年12月23日 | 作詞のみ

 

時限掲載

 

「ダボハゼ」は

ジブリアニメ「紅の豚」の中の曲で、

30年前にわたしが勝手に作詞した。

 

 作詞した経緯を書いた記事

「紅の豚と作詞作曲事始め」は 

   → こちら

 

作詞に使った楽譜はドレミ出版の

「ピアノソロ 紅の豚 イメージアルバム

 久石譲作曲、青山しおり編曲 1992年」

 

演奏や歌をアップすることはありません。

歌詞のみの掲載です。

 

 

 

空賊とは空の盗賊のこと。

飛行艇に乗って

アドリア海を行く船を襲い、

金品を奪っていく。

賞金稼ぎのポルコ・ロッソは天敵。

ダボハゼとは、空賊たちを指している。

                                                       

「ダボハゼ」の曲は、

空賊マンマユート団が出現すると

バックに流れるコミカルな曲

 

 

 

ダボハゼ  詞MARI

オレたちは 空賊だ 空の盗賊さ

海と空 飛行艇 自在に操り

今日も狙った獲物しとめに行く

 

たった一つ 気に入らねえ 

それは あの豚野郎

ポルコ・ロッソ カッコつけやがった

今に見てろってんだ

賞金稼ぎ でかい面するなよ

 

空の男が 戦うときは

儲けばかりか 夢も見るのさ

そうはいっても すべてロハなんぞ

イヤだぜ

 

取り締まりを うまくかわして

アドリア海と ジーナの店と

オレたちにとっちゃ 

戦争ごっこの庭なのさ

 

オレたちは空賊だ 空の盗賊さ

海と空 飛行艇 自在に操り

今日も狙った獲物しとめに行く

 

 

 


「マルコとジーナのテーマ」作詞

2021年12月21日 | 作詞のみ

 

時限掲載

 

「マルコとジーナのテーマ」は

ジブリアニメ「紅の豚」の中の

ロマンティックな曲で、

30年前に私が勝手に詞をつけた。

 

 作詞の経緯はこちら 

 → 「紅の豚」と作詞作曲事始め

 

作詞に使った楽譜はドレミ出版の

「ピアノソロ 紅の豚 イメージアルバム

 久石譲作曲、青山しおり編曲 1992年」

 

 

                 

 

空飛ぶ豚ポルコ・ロッソは

アドリア海きっての飛行艇乗りであり、

ホテルアドリアーノのマダム・ジーナは

飛行艇乗りたちのマドンナ。

そして二人は幼馴染みでもある。

青春時代はもはや過ぎ去り、

戦争や動乱のなかを、

距離を置きながらも共に生きてきた二人。

 

 

 

マルコとジーナのテーマ  詞MARI

白いレースのカーテン

窓辺にはオリーブ 木漏れ日の午後

大空と海原を 飛び続ける果てに

待つものは なあに

いつの日かあなたもここに立ち

遠い日の歌を

そっと口ずさむでしょう

聞く人もないまま

忘れられた少年のように

 

テーブルにティーカップ

銀のサジ一つ もてあそぶわたし

色あせた写真など

捨てて身軽になって 扉開けましょう

いつの日かあなたと 地を離れ

波光る夜明け

空を駆け抜けてみる

雲の峰より高く

忘れられた天使のように

 

 

 


「ピッコロ社」に作詞

2021年12月19日 | 作詞のみ

 

 

時限掲載

 

「ピッコロ社」は「紅の豚」の中の曲で、

30年前にわたしが勝手に作詞したもの。

 

「紅の豚と作詞作曲事始め」の記事は 

   → こちら

 

 

 

作詞に使った楽譜はドレミ出版の

「ピアノソロ 紅の豚 イメージアルバム

 久石譲作曲、青山しおり編曲 1992年」

 

演奏や歌をアップすることはありません。

歌詞のみ掲載です。

 

 

 

「ピッコロ社」と発音してみると、

舌の上で音が軽く転がるような

感じがしませんか。

曲のAの部分は明るく軽快な長調で

Bの部分はハバネラ風の短調になるのがステキ。

Aのアウフタクト部分は、すべて歌詞なし。

 

 

 

ピッコロ社   詞 MARI

A.ピッコロ社の工場は 

  町はずれ運河沿い

  仕事に明け暮れる 

  社長(おやじ)はメカ一筋

  空を行く赤い飛行艇(ふね)

  古い馴染みの男

  いつまでも自由に

  飛べる日を夢見て

  工場に飛行艇(ふね)を託す

 

B.過ぎる時代 戻ることなく

  少年が大人になって行くだけなら

  せめて今日のこの輝きを

  胸に刻み 生きて行けたら

  それでいいのさ

 

C.ピッコロ社の工場は 

  町はずれ運河沿い

  仕事に明け暮れる 

  社長(おやじ)はメカ一筋

  空を行く赤い飛行艇(ふね)

  古い馴染みの男

  いつまでも自由に

  飛べる日を夢見て

  工場に飛行艇(ふね)を託す