20年以上前に、わたしが
色鉛筆で描いた絵2点。
(絵も撮影も今一、今二、なれど
思い切ってアップします)
絵の日付を見ると、
人生での長く苦しい一時期の
終わり頃になる。
中学校の授業以来、
絵を描いた記憶はほとんどない。
96年2月、車で30分近くかけて
ジョイフル本田まで行った。
その生花売り場でこの花を見て、
衝動的に花と
色鉛筆とスケッチブックを買ったのだ。
帰宅してこの絵を描いていた時、
風邪気味で喉が猛烈に痛かったことや、
白いフリースのタートルネックを
着ていたことを覚えている。
絵を描きたいと思うことは
たまにあっても、
いつも発作的で長続きしない。
あのときの
小さな分厚いスケッチブックは
ほとんど白紙のまま残っていた。
持って生まれたこの性格、
良く作用すれば
潔い、根に持たない、固執しない。
でも、たいがいは
あきっぽい、持続性がない、となる。
振り返ってみると、
本気で続いているのは
作詞作曲と歌だけである。
言葉とセットになっているところが
わたしの性に合っているのだろう。
さらには、
良き音楽関係者との出会いが大きい。
これまで出会いの運がなかった分を、
晩年になって
一気に取りもどした感がある。
人生、山あり谷あり、か。
作詞作曲や歌のように、
朗読も
続きますように・・・。