吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

台車 改2

2019年08月11日 | 道具

改良は続くのだッ!

今回の任務はポジティフオルガン(小型パイプオルガン)の移動である。
この作戦に合わせて、以前から改良しながら使っている台車と軽トラの改良を進めたのである。
過去記事

台車 改

だが今回の改良の主体は台車そのものではなく、台車と軽トラの連携である。

  1. オルガンを台車に固定
  2. その台車を軽トラに安全かつ力仕事ナシで積み下ろし
  3. 台車を軽トラの荷台に安全かつ容易かつ力仕事ナシで固定

このうち1についてはほぼ固まっているので、今後の改良は細かな作業になります。
2についても基本的な方向は固まっているので、小改良。
今回の主な作業は3に関してとなります。

軽トラの荷台に24ミリ厚のベニヤ板を固定します。
ネジが効く厚さなので、荷台に様々なものを直にネジ止め出来るようになります。
エンジンからの熱を防ぐことにもなります。
ここに台車を固定するわけです。

安全かつ容易かつ力仕事ナシで!

大事だからもう一度。

安全かつ容易かつ力仕事ナシで!

人に筋肉は必要だが脳まで筋肉ではいけないのである。

まずオルガンを台車に固定。

ストリートオルガンみたいですね。

積み込むところはおおむね以前と同じ、このあと車輪を外します。

改良点は台車の固定、車軸を使って前後と上下方向を規制します。
台車は車体左側にオフセットして固定します。
右側の運転席に重量物があるからです。

左側のガイドレール。別任務の時もあまり邪魔にならないので常時固定の予定、中央の隙間は車軸が通るところ

木製フォークと荷台のレベルを合わせて

滑り込ませる

左のレールは車軸前側は固定。台車を押し込むと車軸がそこに当たって止まる、そしたら車軸を押し込んで右側レールを貫通

その後、左後ろレールを固定
 

これでXYZ軸固定。以前は車軸を完全に抜き取っていたのですが、台車の固定用に利用することにしたわけです。
構想は数週間、作業は実戦投入前日30分。

今回はポジティフとしては大型で足鍵盤付き、高さ調整付きベンチと想定より大きめでしたが無事運搬成功。
エレガントにな!

実は次の問題が……。
テールゲートのサビが進行して強度に不安が……。

……作るか。作らねばならぬのか?


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