●特集俳句0205・数詞の二04・細谷喨々01・2014-12-19(金)
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○「地吹雪や終点までの客二人」(俳誌「一葦」)(細谷喨々01)
季語(地吹雪・ふゆ) 「じふぶきやしゅうてんまでのきゃくふたり」
【鑑賞】:この二人は連れなのか知らない同志なのか不明です。雪国の夜の路線バス。一人二人と下車し、ついに終点まで残った二人なのです。
○細谷喨々(ほそやりょうりょう)
●好きな一句「雪降つて知らない町になりし夜」(「俳句」201311付録俳句手帖)02
季語(雪・冬) 「ゆきふつてしらないまちになりしよる」
【Profile】:1948年、山形県出身。972年東北大医学部卒。小児科医。聖路加国際病院の副院長。十代より作句を始め、1968年「風土」入会、→石川桂郎に師事。1970年「風土」同人。1975年、島谷征良の「一葦」創刊に参加、同人。「件の会」参加。
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