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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■五体俳句「一口を残すおかはり春隣」(麻里伊)

2021-01-26 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句515・口5・麻里伊01・2021-01-26(火)
○「一口を残すおかはり春隣」(麻里伊01)
○季語(春隣・晩冬)(「俳句界201303別冊・平成名句大鑑」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:ご飯茶碗の底に一口のご飯を残しておかわりをする。「全部食べないで少しだけ残す美徳」が今になお残る作法であると聞く。そんな奥ゆかしい所作と春隣が出合った。


麻里伊(まりい)
○好きな一句「水は水へ流れて夏の盛りなる」(『水は水へ』2002)02
○季語(夏の盛り・晩夏)(引用同上)

【Profile】:1948年宮崎県出身。1996年「」(→戸松九里代表)創刊同人。編集人。同人会長。


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