●五体俳句0208・盲腸01・大石雄鬼01・2015-01-05(月)
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○「盲腸のあたりで手毬ついてをり」(『だぶだぶの服』2012)(大石雄鬼01)
季語(手毬・新年) 「もうちょうのあたりでてまりついてをり」 (「週刊俳句 Haiku Weekly」より引用http://weekly-haiku.blogspot.jp/2012/09/blog-post_1918.html)
【鑑賞】:私にはもうなくなってしまった臓器です。不思議と右腹下にある臓器ですから、この句の登場人物は右利きです。高さはまさしく「盲腸のあたり」で「言い得て妙」、であります。
○大石雄鬼(おおいしゆうき)
●好きな一句「冬花火からだのなかに杖をつく」(同上)02
季語(冬花火) 「ふゆはなびからだのなかにつえをつく」
【Profile】:1958年、静岡県出身。→中村和弘に師事。「陸」入会。「陸」編集長。超結社句会「豆の木」参加。第14回現代俳句協会新人賞受賞。 (「俳句舎の俳人名鑑」より引用)
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