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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
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■五体俳句547「五十鈴川に手を浸しゐる野分かな」(江口千樹)

2021-09-07 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句547・手19・江口千樹01・2021-09-07(火)
○「五十鈴川に手を浸しゐる野分かな」(江口千樹01)
○季語(野分・仲秋)(「→現代俳句データベース」より引用)※五十鈴川(いすずがわ):三重県伊勢市を流れる宮川水系の一級河川。伊勢神宮の御手洗場。【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(くけこすせそちつてにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:「五十鈴川」という地名を生かした句。水の感触により野分の行方を確かめる。二十四節気の「白露」。今日より仲秋となる。


江口千樹(えぐちせんじゅ)
○好きな一句「はくれんに引き寄せられし夜空あり」02
○季語(はくれん・仲春)(「新装版俳句小歳時記y→水原秋櫻子編」より引用)

【Profile】:1921年山梨県出身。東京都台東区在住。→石田波郷に師事。「」同人。


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