●五感俳句064・嗅覚010・細川加賀・2011-11-28
○「雪が来る切山椒の香なりけり」(細川加賀01)
季語(雪・冬)
いよいよこの里にも雪がくる報がありました。切山椒の香りも、そのことを覚悟しているようです。「切山椒」とは餅菓子のひとつようですが、まだ食べたことはありません。「新年」の季語でもあるようです。
○細川加賀(ほそかわかが)(1924~1989)
代表句「まつくらな山を背負ひぬ薬喰」02
季語(薬喰・冬)
東京出身。病気療養中に石野兌に俳句を学び、「鶴」入会、→石田波郷に師事。1984年に「初蝶」創刊主宰。
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