○方法俳句339・比喩(直喩)=ごとく32・桜井土音1・2017-07-13(木)
○「昼寝起焦げるが如き草履はく」(桜井土音1)
○季語(昼寝・夏) 「ひるねおきこげるがごときぞうりはく」【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:直射日光に曝されていた草履に足を通します。足裏が焦げるように熱いのですが構わず足を運ぶのです。
●桜井土音(さくらいどおん)(1887~1964)
○好きな一句「日焼顔雨に打たれて又青し」(「ホトトギス」192107)2
○季語(日焼・夏) 「ひやけがほあめにうたれてまたあおし」
【Profile】:長野県長野市出身。農家の長男として生れる。1912年高橋雁徳庵の教えを受ける。ホトトギスに投句。→高浜虚子に師事。"土の俳人"として広く評価を高めていく。小諸に疎開していた虚子は、長野にも足を運び、土音に「土音健在村一番の稲架作り」一句を贈った。(「週刊長野記事アーカイブ」より引用抜粋)