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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■方法俳句519「春の月鶏裂けばくもりけり」(小野素郷)

2021-02-25 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句519・暗然たる影響2・小野素郷01・2021-02-25(木)
○「春の月鶏裂けばくもりけり」(小野素郷01)
○季語(春の月・三春)(「→歌枕・俳枕を行く-東北俳句の源流-その3」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:かつて鶏を絞めて捌くことは一般農家で普通に行われていた。あの春の月がかき曇ったのは今しがた鳥を裂いたこととまったく無関係ではあるまい。


小野素郷(おのそきょう)(1750~1820)
○好きな一句「梅開き柳青めば夢も無し」02
○季語(梅・初春)(「→ふるさと拓本」より引用)※岩手県盛岡市新庄町・盛岡天満宮に句碑。

【Profile】:岩手盛岡の生まれ。蝶夢に師事。俳諧の外に謡曲も指南した。奥羽の四雄と称せられた。


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