●五体俳句0233・脛01・筑紫磐井01・2015-06-30(火)
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○「公達も脛を濡らして夏越かな」(筑紫磐井01)
季語(夏越) 「きんだちもすねをぬらしてなごしかな」
【鑑賞】:夏越の祓(なごしのはらえ):1年のちょうど半分、6月30日ごろ日本各地の神社で行なわれている伝統行事。京都→上賀茂神社http://www.kamigamojinja.jp/event/jun.htmlなどが有名。句は平安時代へと思いをはせています。
○筑紫磐井(つくしばんせい)
○好きな一句「冷麦てふ水の如きを食うてをる」02
季語(冷麦・夏) 「ひやむぎてふみずのごときをくうてをる」(「季語辞典(バイインターナショナル」より引用)
【Profile】:1950年、東京都出身。一橋大学卒業後、省庁に勤務する国家公務員。大学在学中、俳句結社「馬酔木」「沖」で俳句をはじめ、→攝津幸彦・→仁平勝らと出会い、同人誌「豈」に参加。後発行人。俳人協会評論新人賞、第27回俳人協会評論賞、正岡子規国際俳句賞受賞。
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