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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

●五感俳句0245・嗅覚048・折井紀衣01・2015-09-24(木)

2015-09-24 04:56:00 | 五感俳句
●五感俳句0245・嗅覚048・折井紀衣01・2015-09-24(木) 
○「白桃にふつと夜汽車のかな」(折井紀衣01)
季語(白桃・秋) 「はくとうにふつとよぎしゃのにほひかな」(「俳句界201303別冊「平成名句大鑑」」より引用)
【鑑賞】:夜汽車の記憶と白桃を啜るときの香り。両者に通ずるものを感じた作者。小気味よく断定することによって句に説得力を持たせることができました。五感俳句-索引 →俳人一覧()】
 
折井紀衣(おりいきえ)
○好きな一句「大樽の中まで晴れて鳥渡る」02
季語(鳥渡る・秋) 「おおだるのなかまではれてとりわたる」
【Profile】:1949年、静岡県磐田市出身。1985年俳句入門。原田喬、→加藤楸邨に師事。原田喬没後、2000年磐田市にて俳句誌「木の中」を創刊主宰。静岡県俳句協会新人賞受賞。

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