●色彩俳句0245・~色016・鈴木八洲彦01・2015-09-23(水)
○「肉色の月出て鹿の鳴くころぞ」(『浮氷』2013)(鈴木八洲彦01)
○季語(鹿・秋) 「にくいろのつきでてしかのなくころぞ」(→「新刊レビュー ~東北の本棚より~」より引用)
【鑑賞】:月がオレンジ色に上るのは観たことがあるような気がするのですが、これを「肉色」と表現しました。原始の匂いのする句です。【→色彩俳句-索引01・色彩俳句-索引02 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
●鈴木八洲彦(すずきやすひこ)
○好きな一句「老杉の洞みな巨き戻り寒」02
○季語(戻り寒・春) 「おいすぎのほらみなおおきもどりかん」(「俳句201302」より引用)
【Profile】:1936年、宮城県大崎市出身、松島町在住。「俳句饗宴」主宰。宮城県現代俳句協会・県俳句協会の副会長。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます