奇跡のリンゴ

昨日は、超党派の国会議員連盟による


「人間サイエンスの会」


という会合の中での講演を聴講しました。



講師は、リンゴ農家の木村秋則さんで


演題は、奇跡のリンゴ　「絶対不可能」を覆した農家


でした。



木村さんは


“一農家”という立場にいて


“リンゴは、農薬、肥料、除草剤を使用しなければ育たない”


という農業従事者の常識を覆しました。



また、リンゴばかりでなく、その他の作物でも


無農薬、無肥料、無除草剤での栽培することに


しかも、よりしっかりとした作物として収穫することに


成功しました。



成功のポイントは


○土壌が本来持つ自然の力（バクテリアの力）を最大限活用する


○農薬を使用しないことで害虫の天敵を生かす


○農薬などで傷んだ土壌の改善には、小麦などを植える



これらを行うことにより


例えば、収穫後２週間後でも腐らない、きゅうりなど


よりしっかりとして、安全な作物ができるそうです。



そして現在、木村さんは農業を行う傍ら


人体と地球環境に優しいその技術を普及させるために


日本各地の農家のもとや、途上国にも出かけて行ったり


あるいは、外国から農家の方が木村さんのもとに来られたりして


研修会を行っているそうです。



このような内容でしたが


木村さんの本当に凄いところは


成功するまで何年もの歳月をかけ…


家族にも迷惑をかけ…


周囲からは変人扱いされ…


にも関わらず


自分を信じてやり通したところです。



講演のスライドの中では、以下のことが書いてありました。



　答えは必ずある


　　○常識にとらわれない！


　　○自分を信じバカになれ！


　　○失敗は努力不足だ！


　　○部分だけでなく全体を見ろ！


　　○諦めるな！



木村さんは


自分のひらめきと試行錯誤を、ひたすら繰り返した結果


これまでの常識を覆す、大きな果実を手に入れました。



私たちの多くは


目標を目指してみても、少し上手くいかなかったくらいで


直ぐにあきらめてしまったりします。



木村さんの


自然農法への取り組みについて聴くことにより


情熱、信念、強さ、ひたむきさ、生きる姿勢


も同時に学ばせていただきました。



大変勉強になりました。



どうも有難うございました。

パターン

今、自分が置かれている状態は


過去から続いてきた


あるパターン（思考と感情と行動のくせ）


を繰り返すことによって出来上がっています。



もし、未来に向かって

それと同じパターンを繰り返すのであれば…


未来は


これまでの状態から抜け出せない


これまでどおりのことが起きる


という可能性が高くなるでしょう。



しかし


その慣れ親しんだパターンを手放したら…


何が起きるでしょうか？



こうありたい未来、なりたい姿があるのなら


それを気楽にイメージしてみましょう。



それを毎日続けているうちに


なぜか、それと関係している何かが目の前を通過します。



（関係している何かは


一見何の関係もないように見える場合もあります。）



そして、通過するときに、その何かを受け取ります。



“受け取る”と言っても


積極的に行動して手に入れることになります。



それは、初めてのこと、新たな出会いなど


今までとは違うパターンであり


大きなエネルギーと勇気がいるかも知れません。



ときには、心に痛みをともなったりして


居心地が悪いかも知れません。



しかし、それをすることで、新しい扉が開かれます。

セルフディスカバリー レベル１

昨日、今日で


クレッグ・ジュンジュラス先生によるセミナー


「セルフディスカバリー　レベル１」


（クラブワールド主催）に参加しました。



スピリチュアル系のセミナーでしたが


VASが行う


パームリーディング、コーチング、


ヒプノセラピー（催眠療法）では


クライアントの潜在意識や超意識にまで入り込むことから


目に見えない世界についても


深く認識しておく必要があると思い、参加しました。



お話しやエネルギーワークでは


想像していた以上の大きな示唆と自信をいただきました。



また、セミナーの内容もさることながら


類まれな能力の持ち主であるクレッグさんの


謙虚さ、バランス感覚にも、大変心を打たれました。



クレッグ先生にお会いできたこと、本当に良かったです。



セミナーを薦めていただいた友達にも感謝します。

“リフレーミング”と違うもの

ものごとをポジティブにとらえる上で


“リフレーミング”


（＝ものごとの意味づけを変えること）


は大切です。



同じことでも見方によっては


良いことにも、悪いことにもなります。



一見悪いと思われるものごとでも


良い側面を見出すことで


ポジティブな感情を引き起こしたり


その後の改善にもつながります。



そして、リフレーミングにとてもよく似ているものに


“ものごとをすべて自分の都合の良いように解釈すること”


があります。



この両者は一見似ていますが、まったく異なるものだと思います。



一体、この両者はどう違うのでしょうか？



リフレーミングするためには…


その対象となるものや事実を冷静、客観的に観察し


また自分の置かれている状況もきちんと認識する必要があり


その上でものごとの良い面をとらえていくことをします。



これは、とても知的で創造的な作業だと思います。



他方、ものごとを自分の都合の良いように解釈することは…


冷静さからはほど遠く


単に自分を正当化するために事実を歪曲してしまうことだと思います。



それは


○　「○○が悪いからこうなった」「私は悪くない」など

　　他の人や他のことのせいにする


○　「絶対△△」など、自分の正当性をやたらと強調する


○　「みんな××」など、他の人を味方につけようとする


○　「何で私だけ」という、不平不満や対決姿勢をとる


○　「平気平気」という、根拠や直感に基づかない楽観視

　　あるいは、不自然だったり過剰な反応によるポジティブさを伴っている


などのような言葉や態度で判断できるように思います。



これらの言動は


人に強いインパクトを与えると同時に


冷静さ・客観性を欠いているようにも見え


まるで攻撃に対して防御をしているような印象を受けます。



これは、発している本人が


ネガティブな状態やパニック状態により


思考が停止している…



しかしその一方で、自尊心が高く


ダメな自分や今の状況を認めたくない、そんな自分がいる。



そのようなことから生じているのでしょうか？



このリフレーミングと違うものを一言でいうと…


“言い訳”


でしょうか？



この状況では


真のポジティブさには結びつかず


傲慢さを高め、自尊心を下げてしまいます。



そして、改善にも結びつきません。



リフレーミングからはほど遠いものです。

無理のない自然体によるアプローチ

漠然としていても、具体的なことでもかまいませんが


心から“こうなっていたいな”ということを


紙に書いたり、ワープロで打ち、プリントアウトします。



それから半年後、１年後、場合によっては数年後


その紙を見てみると…


願いは実現していたりします。



これまでの私の経験では


“こうなっていたいな”ということを紙に書くのですが


大方書いた紙がどこかに行ってしまって


書いたことすら忘れてしまっていて…


その後それが目に触れるまでにしばらく間が空き…


部屋の片付けをしたときなどに


その紙がたまたま出てきて、その紙を見たら…


書いたことは既に手に入れていている


ということが分かったりしました。



書いたものとその結果を見て分かったのですが


願いのハードルの高さ


（書いたときの自分と望ましい自分とのギャップ）


にもよりますが…


自分の心の奥底から出た願いや


自分の人生の中でのテーマのような願いは


叶えられていくようです。



ハードルの高さによっては、時間がかかる場合もあり


また、後で振り返ると


途中では“真逆のことを引き寄せている”


と感じるできごとも起きますが


それは何らかの学びの機会を与えられているため


のようです。



つらい時期を踏ん張って過ごせば


台風一過、澄んだ青空が広がります。



そして、この願望達成のアプローチは


“無理のない自然体によるアプローチ”


と言えるようです。



心のナチュラル感や自分の本質に沿った願いが


達成の基本になっているようです。



そのため


（ハードルが低ければ叶うかも知れませんが…）


例えば


今の環境から計算した願い


その場を繕うつじつま合わせ的な願い


世間体の良さで考えた願い


など


自分の心の奥深いところから発していない願い


には不向きなのかも知れません。



また、自然体ゆえに


どちらかというと


時間感覚が緩い傾向にあるようです。



願いを早く実現させたい場合や


願いが問題解決である場合には


“計画を立てて行動を起こし


上手くいかない場合にはきちんとフォローする”


ということや


“イマジネーションや潜在意識を積極的に使う”


ということなど


別のアプローチをお勧めします。