価格決定ゲーム(1)で、ある製品がもっとも多くの利益を出す価格設定は50~60円だった。これをふまえて、価格決定ゲーム(2)をプレイしてみよう。
「一般に消費者は過去の購買経験にもとづいて製品を購入する傾向がある。このゲームモデルでは、前期の価格と今期の価格とが同じウエイトで販売量の決定にかかわりをもつようになっている。したがって、販売量を決定する実効価格は次の式で算出される。
実効価格=(前期価格+今期価格)/2
たとえば前期価格が12円、今期価格を14円とすれば、販売量を決定する実効価格は(12+14)/2=13円となる。」
参考文献:『PC-8001による最新ビジネスゲーム入門』