
遂にwada家の墓に到着した。
新大阪から新幹線で新下関に着き、山陰本線に乗り継ぎ、タクシーでお寺さんまで、合わせて5時間かかった。
フー、ああしんど。
在来線の駅から寺までタクシーで1時間近くかかったが、山また山の中、道路だけはずっと素晴らしい。
この辺りは安倍前首相の選挙区だ。
運転手も「安倍さんのお陰で道路は最高です」と笑う。
全然、他に車は走っていない。
「この辺は人より鹿の方が多いんですよ」とドライバー氏。
山を貫く立派なアベノトンネル?もあった。
やっと着いた。
住職とひとしきり話をして兄の納骨をして貰う。
母と父の骨壺の隣に置く。
父、母に会うのも久しぶりだ。
天涯孤独を実感する。
住職は寺で待ってると言うから、墓の写真を撮り、暫く家族が眠る墓と対話する。
やはりグッとくるものがある。
僕も先々、入れて貰うか。
それから、人のいい83歳の住職と45歳の息子と本堂で永代供養の話などする。
帰りは83歳の住職が新幹線の駅まで送ってくれた。
これが老人暴走族で駅に着いた時には、汗びっしょりになった。
また墓参りに来てもいいなと思ったが、送って貰うのは断ろうと思う。