全豪オープン男子シングルス決勝が行われ、ラファエル・ナダル(35=スペイン=写真㊤)がダニール・メドベージェフ(25=ロシア=同㊦)を3―2のフルセットの末破り優勝した。
5時間24分の大熱戦だった。
スコアはナダルの2―6、6―7、6―4、6―4、7―5で、大逆転勝ちだった。
ナダルはこれでグランドスラム21回優勝。歴代最多の大記録を樹立した。
今大会は世界ランク1位で、これまた21回目の優勝を狙った大本命ジョコビッチ(34=セルビア)が、コロナ問題で国外追放になる"大事件"があった。
その意味でナダルはラッキーだったが、これはジョコの自業自得。
素直にナダルの快挙を称えよう。
次の全仏オープンは、赤土の帝王と呼ばれるナダルにとって、得意中の得意な大会。
13回の優勝を誇っている。
GS最多記録を22勝に伸ばすことだろう。